今年のGWの振り返りは是が非でも記録しておきたい、
ちゅーわけで今更ながらGWを振り返ります。
今年のGWは家族で九州へ行って来ました。
屋久島へ行った時に鹿児島の空港にちょびっと降り立った時を除けば、
ていうかあれはカウントに入らないと思っているので、
人生初の九州上陸であった。
飛行機を嫌がる傾向にある我が家(自分も)、
行きも帰りも東京〜博多の新幹線が足でしたが、とにかくケツが痛い。
こんなんでケツ痛くなってたら飛行機で十何時間とか過ごしてる人たちどういうケツしてんの…?と疑問を抱かずにはいられないね。
飛行機自体は別段嫌ではないが、飛行機に乗るまでの過程が面倒臭い、
というのが我が家の共通認識なので、
きっと北海道へも新幹線で行くのでしょう。沖縄は流石に(物理的に)無理だが。
そんな話はさておき。
我が家は大体頭がおかしい人間なので、
今回も九州全県制覇を掲げていざ、福岡の地に降り立った。
(※スタバの都道府県メダル獲得のため)
ていうか、一番の目的は親の旧友に会いに行くことだったんだけど。
まあそれは最終日なので、とりあえず佐賀を超えて長崎へ。
なぜか自室の壁掛けになってる大浦天主堂の実物にお目にかかったり、
グラバー園などをチョッパヤで観光し、カステラを買う。
そしてフェリーに乗って熊本へ。
そしてフェリーを待ってる間辺りにはたと気が付く。
熊本と言えば火の国……火の国と言えば……そう、ガンパレ!!!!!!
ガンパレだ!!!!聖地巡礼ができるじゃねーか!!!!!!
と気付くのが遅すぎた感が否めないものの、しかしここで気が付いたのでセーフ。
聖地について調べたら宿泊ホテルの割と近くであった。
行くしかねえ!!!!!!!
味のれんで一杯やるしかねえ!!!!!!!!!!!!
と急激にテンションが上がり、ホテルに荷物を置いた直後に単身飛び出した。
新市街これやん!!!!ゲーセンどこ!!??
とアーケード街にテンションがブチ上がり、
「どぶ川べりの道」絶対コレでしょ!!と何もないどぶ川沿いの道をバシャバシャとカメラで撮りまくる。
ちなみに時刻は20:00頃。しかもダッシュしてたから汗だく。
完全に奇行者である。
そして尚絅学園を前にした交差点でここが…!と感極まり、またカメラで撮りまくる。ちょうど歩行者信号の待ちが長くて助かった。
少し進んだ所に校門があり、これだよこれ〜〜〜〜!!!!とまたウッキウキでカメラを出したが周囲が暗いためピンボケにしか映らない。
あとすぐ傍にある守衛室の存在が怖い。怖すぎる。フラッシュ焚いて撮影なんかしようものなら絶対怒られる。ていうか通行人の視線が痛い。
分別のあるオタクは素直に引っ込みました。
そして遂に念願の「味のれん」に辿り着く。
改装してしまってゲーム中のような外観ではなくなってしまっているけれども、
オタクはそんなことは気にしない。(※個人差があります)
いいんだ、とりあえずコロッケ定食とアップルパイだけでも食えればそれで満足できる…!!!
入り口の「営業中」に全感謝していざ!!!!と店の扉を開けた。
「あ、すみませんね〜今日はもう終わりなんですよ〜」
直後、奥にいた店員さんからの一言に心が折れた。
そりゃあもう、バキッと一発で情け容赦なくへし折られた。膝から崩れ落ちるかと思った。しかし逆に遠慮会釈のないその一言に清々しさも感じた。
営業時間は22:00までの筈では…?という言葉をグッと堪え、黒鉛筆は内なるオタク魂を完膚無きまでにぶん殴り、黙らせ、押し殺して沈めた。
「そうですか、残念です…失礼しました…」
すっと扉を閉めて、ちょっとお店から離れて、拝んだ。マジで。
アレだ、胸の内に沈めたオタク魂がせめてもの慰みにそうしたかったんだ、きっと。
割とすぐに入り口の提灯の灯も落とされてしまったので、お店に入れなかったのは残念だったけど、提灯に灯りが点いてる間に来れて良かったな…!!!!
と心底そう思った。
そしてホテルの近くに戻って来て、遠目から熊本城をまた拝んだ。
いやほんと、自分これまでこういうのしたことなかったけどさ、
聖地巡礼ってマジ楽しい〜〜〜〜〜
世の人々が聖地巡礼行くの分かるわ…ていうかようやく今更理解したわ…
これはキマる…心の栄養…最高だな……
ゲーム製作陣にも、協賛の地域の人々にも大感謝…
こんな感じで、なんかもう熊本で自分の九州旅行はクライマックスを迎えてしまったのだけれども、まだ旅行は続く訳で。
鹿児島へ南下したものの、生憎の天気で桜島は全く見えず。
そこから宮崎を越え?大分で別府の温泉に浸かり、そして再び福岡へ。
目的だった親の旧友とも会えて、めでたしめでたし。
酒をゆっくり飲む暇もないくらい忙しい旅だったので、そこが残念だったけど、
初めての九州上陸、そして聖地巡礼と、充実したGWでした。
果たしてこの先の人生で九州に行くことがあるのかどうかは分からんけど、
その時があったら、今度はゆっくり回りたいものですな。