少し前に、Twitterで「おすすめのSF作品を紹介しよう」みたいなタグを見つけて、

天才か?と思いながら眺めてたんですな。

いいよねこういうの。本当に。最高か?と思いましたわ。

で、そこで紹介されていて気になった本を2冊、早速ポチった訳です。

ジェイムズ・P・ホーガン著の『星を継ぐもの』と『ガニメデの優しい巨人』。

SF界ではめっちゃ有名らしいんですけど全く知りませんでしたね…

まじで有難い…Twitter民の皆様に大感謝……

 

で、シリーズものということで、順番に『星を継ぐもの』から読み始めて、

少し前に読了して、今は次作『ガニメデの優しい巨人』を読んでる所なんですが。

あのですね、もう本当に、最初に言っておきますけど、

『星を継ぐもの』、とても面白かったです。

久し振りに、古典的SF?って言うの?

古き良き時代のSF作品のニオイを存分に堪能できましたわ。

 

でも一番感動したのはさ、これはTwitter民のコメントにあったんだけど、

最後の一文に震えた、みたいなことが書かれてたのね。

ほうほう、それは楽しみだなあ、と思いながら読み進めていたわけ。

で、読んでる間にも最後の一文が気になるわけで、

どういうことが書かれてるのかな、

もしかしたらあのことが書かれるのかな?

みたく思いながら読んでたわけですよ。

で、遂に最後のページまでやってきて、その一文を読んだ。

 

 

痺れましたね………(感涙

 

 

もう……これだよ………堪んねえよ……と天を仰ぎましたわ……

いやあの、自分、大袈裟な奴だって自覚してるんで、あまり間に受けないで欲しいけど。

もしも、万に一つ、この文を読んで、へえ〜そんなに面白いんか〜って手に取る人がいたら大変だから。いや作品は面白いから是非読んで頂きたいけど、そんなにハードル上げといて落胆されたくないから。。

でも自分にとっては震えたし、痺れたし、泣ける作品だった…

何ならプロローグから涙無しには読めなかったんだが?

え、まじ、のっけからこれなの、泣いちゃう(泣いた)、みたいな開幕で、

途中で挿入される壮絶な月の戦い、アカンこれ泣くわ、

だからマグマ無理なんだって、というマグマ恐怖症をぶり返しつつ、

会社の昼休みに休憩室で本を片手に涙を堪えて震えてたアカウントはこちら。

そして次々に明かされていく謎、宇宙へ旅立つ主人公、沸き立つ高揚感。

ロマンだ!!!!とSFの良さを肺腑いっぱいに吸い込んだ、その終わりに。

 

 

 

 

あの一文が置かれているのだ。

 

 

 

 

(次作『ガニメデの優しい巨人』の感想に(いつか・多分)続く…)