最近、昔買った『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を読み直してたんだけど。
なんで読み直したかっていうと、ただ単に内容を完全に忘れたから「どーゆー話だったっけ」て、ただそれだけなんだけど。
それを読んでいたらまた読書欲求がムクムクと湧いてきて、
読み終わったので、さて次は何を読むか、と思いつつ、
家の書庫にある未読の本は正直どれもこれもしみったれた(※個人的なイメージ)内容ばっか(な気がする)ので、それじゃあぶらっと古本屋にでも行って、適当に気に入った本を買ってくるか、と割と大きな近くの古本屋へ行ってみた。
適当に、とか言いつつ、実は読みたかった本はいくつかあって、
少し前に沢木耕太郎さんの本を読んで読みたくなった『深夜特急』
今回のフィリップ・K・ディックを読んで気になった『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』、この2冊があったらいいなーと思いつつ、
まあ無くてもフィリップの本があったらいいなーと、
さすがにフィリップは大御所だから何冊かあるだろうと思って行ったら、
皆無。
マジかよ。マジか近くの割と規模の大きなBOOKOFF。
ていうか、東野圭吾とか村上春樹とか腐るほど置いてあるくせに、
フィリップ・K・ディックとカレル・チャペックが一冊も無いのなんで?????
アーサー・C・クラークはあったけどロバート・A・ハインラインも無かったよ??三大SF作家のうち2人の本が皆無なのおかしくない???
という衝撃を受けた。
まあ…やっぱ人気の差っすよね……(遠い目
沢木さんの本は何冊かあったけど、深夜特急は無かったな〜
持ってたいって思える本なんだろうね。何で捨てたんだよ親父(理不尽な怒り
旅するノートはとってあるのに…かなしみ
んまあ、あとは客層の違いか。。
やっぱ漫画が充実してましたね。ラノベとか。ラノベ、読んだことはあるけど今求めてるのは古典的な小説って方なんだよな。
そんな訳で、結局目的の本は無く、適当に棚を眺めるも何だかなあという感じで、
何冊か買うつもりだったのが、最近名前を知った人の本を一冊買うに留まったという。
家に文庫本は沢山あるんだから、そっちを読めばいいんだけどね。
兄貴にも言われたわ。「レ・ミゼラブルでも読めよ」って。
ヤだよって即答したけど、でも何となく「まあ一度くらいは読んどくか」みたいな気持ちにもなる本ではある。
老人と海、車輪の下、怒りの葡萄、戦争と平和、白鯨、エデンの東、シェイクスピアの四大悲劇、etc・etc…
日本作家だと太宰、三島、漱石、芥川、森鴎外とかの代表的な本が家にはあるけど。
どれもくっっっそ有名所で一度は読んでおくべき本がズラッと並んではいるんだが、、
な〜〜〜〜〜〜んか読む気になれないんだよなあ。
イヤ読んだけど。老人と海とか怒りの葡萄は読んだハズ。内容全部忘れたけど。
読んでて暗い気分にしかならなそうな気がするんだもんよ(※個人的なイメージです
そういう話を毛嫌いしてたら偏りが生じるのは理解してるし、
人間性の成長や熟成には必要な部類の本なのだと思っている。
でも、残念ながら今はそういうの求めてないんだよな〜〜
ストレートな願望を言えば、リアル寄りのSF風味で設定が超細かくてそれでいてスケールはコンパクトな警察モノを読みたかった。。
宇宙とか行かなくていいから。エイリアンとかもいなくていいから。
こち亀の世界にナチュラルにタチコマがいるみたいなそんな感じの。
今思ったけどパトレイバーでいいんじゃないかなそれ(※未履修
色々うだうだと書いたけれど、取り敢えず一冊買ってきたのでそれを読むことにします。
初めての作家さんなので、どんな話なのか楽しみだなあ。