寒さの底、というのを実感する寒さでござる

まあ、関東だから日本の中じゃ大分マシなんだろうけどね…

雪も降ってないしね…だからこそ逆に寒くなってるんだろうけど…

雪が降らない分雪の心配はなくて助かるけど、

やっぱ今日日はくっっっっそ冷えてるなあという実感はある

 

ていうかね、冒頭から寒さの底、て言ってるけど

個人的には寒さの底、て言うととてつもなく印象深い夢オチが出てきてしまうんだわ

調べたらもう5年前に見た夢らしいけど

あの夢を見た時の衝撃は今も思い出せるくらい衝撃的な夢だったんですわ

美しすぎる地獄のような

あの光景をどうにか具現化したいなあとは思っている(お話の中でね

 

なんだろうなあ、雪ってやっぱ美しさがあるよね

特別感があると言うか。まあここいらでは珍しいものだしね

でも深々と降る雪を眺めてる時って、何だか特別な心地になる気がしている

これは雪を脅威とする人間の本能的な部分なのか、単に個人的な感傷なのか

風景を変えてしまうものだからね、雪って

一面が白になる、その圧倒的な力にただ茫然とさせられてるだけなのかも

 

だってこれが一面赤とか青になったらどうだよ、てなるじゃん

まーそういうのが当たり前の世界線なら大して問題はないんだろうけど、

でもこの世界では白なのだ。

そらから降ってくる雪というものが水分で出来てたから白だったわけだけど、

たまたま色彩の無い色であったというわけだ。

逆にこれが黒かったりしたら結構やばいんじゃないか、夜とか何も見えなくて地獄やん

でも色彩を失わせる役割としては白も同じなんだよなあ

 

寒いから、白いから、雪は美しいのだと思っている

風景から色を失くし、音を吸い、空間を閉ざし、生命を脅かす。

自然の研ぎ澄まされた美しい刃だと思っている。