なんか、最近悪夢のターンが来てる気がするけど。
今朝の夢もね、大分刺激的だったよ。
ばちこりと精神にクるやつだったけど、
不思議と夢の中の自分はとても冷静なんだよな。
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割と昔からの友人がね、自分を詰る夢だ。
その友人よりも前からの付き合いの友人を見捨てるんだけど、
それを目の前の友人が非難してくるのよ。
あの子、とても困ってたよ、って。
どうしてあそこに残ってあげなかったの。
あの子を残してさっさと帰って、酷いと思わないの。
目の前で非難の言葉を向けてくる友人の目が、真っ黒に染まっていく。
瞳も、虹彩も、白目の部分も真っ黒になって、
墨のように黒い涙が溢れていく。
一方で、自身の胸の内が冷え切っていくのを自覚した。
『じゃあ聞くけど、私が同じ状況に陥った時に助けてくれなかったあの子を、
私には助ける義務があるって言うの?』
目の前の友人は相変わらず、静かな怒りをこちらへ真っ直ぐに向けてくる。
頬を伝って落ちた黒い涙が、足元に黒い跡を点々とつけていく。
言葉では足りないのか、首から頬の下にかけてを両手で掴まれた。
ぐ、と力の籠るそれに、ますます感情が薄れていく。
『残念だけど、君に何を言われたところで私の心は傷付かない』
自然と、薄ら笑いが口元に浮かんだ。
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この夢の何に感動したかって、、
自分が前にここに書いてたことをすげーーーーナチュラルに言ってるってことなんですはい。いや本当にビックリした。なんかもう、最後のやつ台詞回しっぽくなってるけど台本とか無いから!ナチュラルすぎてほんとビビった。
しかも薄ら笑いもスッゲー腹立つ感じにキマッてたと思う。(そこは夢だから
いやホント、無自覚に薄ら笑ってたね。心が冷えすぎてね。
ほぼノンブレスの棒読みだったしね。
で、もう一つ感動したっていうか「最悪…」だと思ったのが、
すんげーーーーーリアルっぽい夢だったのよ。まあ台詞がそのまんまだし。
いや明らかにファンタジーっぽい描写だけどさ?全然夢だって判らんかった。
自分はよく夢から覚めても夢だった、てことあるからさ、
今回も目を開けた後で暫し呆然、だった。
一瞬前の家かと勘違いして、やっべーまだ夢から覚めてねえわ、って焦ったもんな。
いやあの、結構恐怖なんですよ?夢から覚めても現実じゃない、ってパターン。
どうすれば起きられるのか分からんからね。起きたハズなのにまだ夢の中にいる、っていうの、自分の中では結構精神的にクるパターンではある。夢を見てる、って頭ははっきり理解してるかんね、だから余計に。
なんかさ、こういう悪夢みたいなのも含めて、
夢と現実の境界線が危うくなるのって、危険だなあと。そんな風に思ってさ。
まだ自覚が出来てるからいいけど、これがその内自覚できなくなって、
幻覚みたく現実と妄想がごちゃ混ぜになった世界に生きるようになったら、
それは恐怖でしかないなと。
でも、世の中には少なからずそういう人達がいるのだと思うと、
自分がいかに幸福であるかを再認識すると同時に、
人間の脳の恐ろしさに震えるのだ。