なんかね。

その、なんかね。

いやー、あの、柄にも無いっていうか、うん。

ちょっと日本語が違うな。えーと。

うん。

大人気ない、だな。

 

だから、その。

なんか、なんかっていうか、なんかって感じ。

ホラあれだ。だって、だってなんだもん、とかいう、あんな感じ。

 

なんか、......大人になろうって、思ったのよ(反省

 

自分はさ、割と怒らない人みたく周りからは思われてるらしいけど、

実際めちゃくちゃ短気だからさ。すーぐ頭に血が昇るわけですよ。

で、喧嘩腰になってしまう。そりゃあ、はっきりそうとは言わないけど、

言葉にほんのり毒を混ぜたり、言い方にちょいと棘を持たせたり。

たぶん、少し自分と一緒に過ごした人ならすぐ判るくらいに、

「あ、コイツ今キレてんな」っていうのが、まー判りやすい人間だと思う。

 

で。

今日は特に色々あって、かなり多方面に(内心)キレ散らかしてた気がするけど。

でも、周りの人はみんな優しくて、なんていうか、

「大人」だった。

それが解った瞬間、自分がとてもとても恥ずかしくなって。

反省しよう、と。自分も「大人」になろう、そうなりたい、と思った。

 

ああ、きっとこれが、本当に「余裕」のある人達なんだろうな。

心の余裕というのは、きっとこういうもののことを指すのだろう。

見せかけでなく、他人を本当に思い遣ることのできる気持ち。

実際、自分はその余裕が無いと自覚しているから、孤独でいようとしている。

いつも自分に手一杯で、他の誰かを思い遣る余裕なんて持ち合わせていないのだ。

 

なんだか、すごい発見をしたような気がする。

他人を愛することができる人達って、やっぱりすごい。

包容力というか、許容量が桁違いなんだと思う。

こんなことを今の職場で学ぶことになるなんて、思いもしなかったなあ。

 

自分も「大人」を目指して、心の余裕を広げていけば、

いつか他人を愛することもできるようになるのかな。