明けましておめでとうですー。今年もぼちぼちと書いていきます。
早速暗めの話題でちょっと残念なんだけど、まぁ嬉しいこともあったから。
田舎に帰ったんです、いつものように。父の実家ですね。
もう祖父母も結構な歳になって、家のことも雑になったと叔母さんに聞いてたので、父さんと二人で掃除しに行ったようなものなんですけど。
向こうに着いて、さて掃除するかと部屋を見た時に、ちょっとショックを受けた。
従姉の写真が埃を被ってたんですな。
従姉の写真だけでなく、他の従兄妹の写真もそうだったんですけど。
ただ、去年亡くなった従姉の写真だけは、それがどうしても許せなかった。
許せなくて、真っ先にそこから掃除した。
何度も拭いたんだけど、結局写真の汚れは取れなかった。
悔しくて悔しくて何度も拭いたんだけど、いい加減写真が傷付きそうだったから止めた。
何で悔しかったんだろう?
埃を被ってたのは仕方ないと思ってる。じっちゃんばっちゃんも歳だっていうのは解ってるし、それを責める気持ちはまぁ確かに無いって言ったら嘘になるけど、そこまで大きくないんだ。
写真の従姉を見て、そのままの時間で止まってしまった従姉を見て、
未だに病気を治せない人類の無力さとか、
結局会いに行かなかった自分の情けなさとか、
拭いても拭いても落ちない写真の汚れとか。
自分でもよく解らない怒りを抱えながら、結局自分で自分の感情を理解できずに年が明けて帰ってきました。
祖父母の家に飾ってある写真については、母さんの言もあって元々感じる所はあるというか、そもそも母さんが言わなければ自分はそんなこと気にしなかったんだろうと思うんだけどまあそれはいいとして。
何だったんだろうなぁ、あの感情は。
何ていう名前の感情なんだろう。日本語の学びの浅さだなぁ。
あ、嬉しかったことは、従妹が車に乗せてくれたことです。
まだ朧げに憶えてる、伯母さんが小さな小さな従妹を抱いてやってきて、わー赤ちゃんだぁと他の従兄妹達とワイワイ囲んだ記憶がある。
あんなに小さかった可愛い従妹が、可愛いままに成長して、まさか自分を車で送ってくれるまでになるとは…。
感慨深かったのです。
さて、今日はいい初夢が見れるといいな。