最初の方は、とても断片的な記憶しか残っていない。
電車の夢を見ていた。
電車の夢はよくない夢だと、親に言い聞かされていたから
ああ、よくない夢だ、と思って見るのをやめた。
その後、少し空を飛んだ。
いい気分だった。やはり完全にとはいかないけれど、いつもより気持ち良く飛べた。
広い畑、小高い山々。緑に囲まれた空間。
どこの風景だろう?どこにでもありそうな風景だけど。
そこから戻って来た後から、何となく話を覚えている。
所々全くワケわからんけど、まあそこは夢だから仕方ない。
飲み会の様子で、座卓を十何人かで囲んでいた。
その人達は気が付いたらいなくなってて、自分を含めた4人が残った。
男が2人、女が2人。
その内2人はどうやら婚約?してるらしい。結婚の祝いの宴だったようだ。
2人がお互い気恥ずかしいのか、妙に距離をとっているから、自分ともう一人はニヤニヤしながら2人を隣同士にさせた。
ここはとっても辺鄙な田舎の隔絶された村で、男の方が婿に来たらしい。
何だかまだ幼く見える童顔の男だけど、恥じらいながらもこれからよろしくとか何とか愛の言葉を呟いてたと思う。
女の方は長い黒髪で物静かそうな人で、黙って夫を支えそうなタイプ。
うん、まぁ、上手くやっていけるんでないの。
みたいな風に思ってた、それまでは。
さっきの宴に出ていた人達がぞろぞろと戻ってきて、何やら婿に言いつけている。
どうやらこれがこの村のしきたりみたいなもので、他所から婿に来た者は村で奴隷の如く扱われるらしい。言いつけられていた内容は自分でもはぁ?って思う内容で、ちょっと言葉にする気が起きない(ていうか、あまりに狂人じみていて自分でも何でこんな夢見るんだってちょっと残念になった)。
自分はいっぺんにこの村が嫌いになった。
他所からわざわざ婿に来てくれたのに、何だこの扱いは。村の人間達はそれが至極当然のように思っている。婿を迎えた女すらも。
アホらしい、揃いも揃ってバカ共の集まりじゃねえか。
そんな訳でさっさと村を出ることにした、
何故かいきなり場所が学校の教室みたいになってて、自分は学生服を着てこれから帰宅する恰好をしていた、教室の左端の一番後ろの机で、隣に一人友人?らしき人間がいた。
そして自分達は同じ学生服の恰好をした、村の者達十人くらいに囲まれていた。
(全員中学~高校くらいの年齢になってた)
その内の一人に英語で話し掛けられたんだけど、自分には
「Are you an apple?」
としか聞こえなかったから
「No I'm not」
と答えたら怪訝な顔をされて、これ要らない?と言ったのだと手に持っていた飾り?のようなものを差し出されたのでにこやかに「要りません」と即答しておいた。
村の物を持っていると、ここから出られないことを知っていたからだ。向こうは帰すまいと、やたらとこちらに物をあげようとしてくる。
笑顔が不気味に見える。
帰るな。
帰るな。
帰さない。
帰してやるものか…
アホらしい。
さっさと行こう、と友人を連れて村の出口へ向かった。
他にも観光?で村を訪れていたらしい年配の数人も足早に村を去る所だった。
何人かの村人がしつこく追い縋っている。
ねえ、これ要らない?これ要らない?持っていきなよ…
行こう、と駆け出した。
年配のグループの内、一人がやたらと遅い。
後ろから来ていた自分達が追い付いてしまった。あんた、頑張れよと背中を押すが、顔が虚ろで一向に速度が上がらない。疲れてしまった様子でもない。
ああ、もう駄目なんだな。
見ると、もう二人が道から外れて、重力的に有り得ない場所を走っている、ていうか浮かんでいる。なんか身体の向こうも透けて見える。
彼等は、いってしまうんだな…
そういえば、と背中のリュックに入っていたポーチを取り出した。
これ、村から持ってきたやつだった。ポイ、とその辺に捨てておいた。
走って逃げていたハズが、いつの間にか車に乗って逃げている。
自分は後部座席にいた。車内には例の婿もいて、お前も逃げて来てたのか、と少し安心した。
山間の田舎道を走っていたみたいだけど、ある家の庭に一羽の鳥がいた。
何故だか、それをライチョウ(冬ver)だと認識した。
それがすごく印象的だった。
*****
あれーーー本当はこの後がメインなんだけど、忘れてしまった。。
どこかで待ち伏せすること、メダル?か何かを手に入れるためにひたすらゲームすることは覚えてるんだけど…。残念だなぁ