もう1本観終わったので、前回の続き。。

・くるみ割り人形
・ジャッジ・ドレッド
・王になった男
・アップサイドダウン

\ネタバレ全開注意報/


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>>その5:『くるみ割り人形』
へぇーこんな映画あったんかと借りてみた。
くるみ割り人形大好きなのですよ。お話自体も好きだし、チャイコフスキーの音楽がいちいち最高。
昔、チビッコの頃にちょいとした縁があって、バレエのくるみ割り人形を観に行く機会があったんですな。その時の感動が忘れられなくてねー。いつかプロのバレエ観に行きたいなーと思っているのです。まあ、何にせよクリスマス近くにならないとダメな訳だが…

映画は、実は夢物語でしたで終わるんですけども、所々ミュージカルとかメルヘンな要素があっておいしい。こういうのも好き。というか大好き。
主人公のおにゃのこはおじさんからくるみ割り人形をプレゼントされました→いきなり人形が話し始めてしかも大きくなった(というかおにゃのこが小さくなった??)→くるみ割り人形は実は王子様で、ねずみに乗っ取られた国を取り返すべく戦っているそうです→協力するよ!とおにゃのこ参戦→→(この間にねずみに捕まったり首もげたり逃げ出したり焼かれそうになったり焼かれてたり死にかけたり蘇生したり空中戦になったり結構アツい展開が繰り広げられる)→→国は無事に取り戻しました~バンザーーイで実は夢でした………と思ったら実は!!!!という驚きのラストで終了

個人的にはラストが自分のニーズに合ったラストだったので満足でした。(=ハッピーエンド
うん、いいよ。王子様が本当に約束を守ったっていうラストはいいね。すごくイイネ!!(興奮
途中で王子様がやられてしまって(ここに至るまでの王子様のカッコ良さは本気でアツかった。なんだよこれ!惚れるわ!見た目人形だけど惚れるわ!どうあがいてもくるみ割り人形だけど惚れるわ!と内心叫んでいた)、あーこの映画の蘇生アイテムは何かなーと思ったら涙でしたハイ。うーん、惜しかったなー。キスかなーと思ったんだけどハズレでした。(こういう目でしか観れない大人マジ最低だわと自覚しているので大丈夫

雪の精さんはびじーんさんでした。クリスマスツリーで踊るシーンも好き。
チンパンジーさん(オランウータンだっけ)の紳士力が素晴らしいと思いました。
やっぱくるみ割り人形好きだなぁ、と思わせてくれる映画でした。


>>その6:『ジャッジ・ドレッド』
R15って書いてあるからそこそこヤバイ表現あるのかー…なんて思ってたらヤバイなんてどころではなかった。R15表記の破壊力やばい。これ大事。てかこんなのがR15だったらR18とかR20とかどんだけヤバイ表現入れてんだって思うくらいやばかった(いい加減語彙を増やせ

あ、借りた理由はタイトルがうちの子と同じ名前だったからです。そんだけ(何
ジャッジとドレッド、それぞれ別の子だけどね。しかも片方はアダ名だし。まあそれはいいとして。そんくらいの適当な理由でDVDチョイスしてますってことで←

お決まりの核戦争で荒廃してしまった世界設定です。人々は汚染を免れた限られた土地で暮らし、その中で大きな都市をいくつも造っておりました。
んで、その中の警察と裁判官の役割を果たす集団がタイトルの『ジャッジ』。まあ一言で表せば法の番人ですな。つまりジャッジの仕事してるドレッドさんが主人公です。
んで、マフィアの親玉みたいな女が(裏で)支配してる一つの超巨大マンション?に摘発に行ったんだけど、そのマフィアの重大な秘密を知ってる男を連行することになり→マフィア側が「あいつ連れてかれたらやべーよあいつ絶対秘密吐くよ!」ってんで連行される前にマンション封鎖しろ!→封鎖されてしまいました→女ボス:「ジャッジ狩りするんで一般人はお家から出ないでね。あと手下の皆さんはジャッジ見つけ出して殺してね」→(壮絶なドンパチをご提供します。しばしお待ち下さい)→正義は勝つ!!で終了

いやーーー……本当にね。R15って怖ぇなと思いましたはい。
凄惨と言うのでは生温い。まあ、その分勉強にはなりましたけども。普通の映画がどんだけオブラートに包まれているのかよく解った…ような気がする。
落下死体とかね。どんな風に落ちるのかとか。地面に落ちた時の感じがどんなもんかとか。
そうそう、今回の映画のキーワードの一つが「スローモー」という麻薬?の一種みたいなもんなのだけれど、こいつを摂取すると一定時間、全てがスローモーションに見える・感じる、ていう薬らしい。
そのスローモーを吸わされた人間が100階とかその辺から落ちてくシーンとか、ああ落ちてく間はこういう景色が見えるんだな…っていうのがよく分かりました。うんうん。なるほど。
でもそうだよなぁ、頭から落ちりゃあんな風に中身出るよなぁ。刑事ドラマとかって割と人がよく落下してる気がするけど、頭から血が出てるくらいで中身出てないような。っていうその辺りとか生温いなぁと思うようになってしまった
もうとりあえず、映画の最中ずっと目を瞑っていたい程にエグさ満載の映画だったので、そういうのがお好きな方はどうぞ。

あともう一つ勉強になったのは、この映画での警察のやり方。
自分の世界にも警察は欲しいから、どういう組織にしようかなぁと考える上での資料の一つとしてね。うちの「ジャッジ」も一応警察的な組織に所属している予定なので。
この世界はまぁ荒廃してるから仕方ないけど、基本的にその場で死刑執行な訳です。ジャッジに抵抗したら死刑だし、向こうが撃ってくるなら容赦なく撃ち殺す。ルールからはみ出した人間には即実刑を。それでも、この世界では飽くまで彼らは『正義』な訳で。
現実の世界なら、彼らを正義だとはきっと言えない。自分はこういうガサツな正義がとても好きだけれど、それは多くの人には受け入れられない。暴走する正義は怖い。

…だから、どこまでが必要な正義で、どこからが不必要な正義なのか。
こういう正義の形もあるんだと、勉強になった一作でしたとさ。

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……なんだかがっつり書き過ぎて疲れたので、残りの2作はまた今度。
てか、もう1作借りてしまったので多分あと3作書く。…たぶん。