「ヒーロー様、バスの免許持ってるんですか?」
「持っとるよー。ばっちりよ」
そんな夢の中の会話から現実回帰、仮眠の微睡から目覚めた起床時間はam2:00。
Yラボでの卒論発表当日、2011/3/23はこうして始まった。
微睡の中で、自分は友人と雪の降り頻る湯治場へ卒業旅行に行き、3泊4日の旅だというのに着替えを一つも持たずに行き、乗ったマイクロバスの運転手は中学時代の友人の一卵性双生児の妹(少なくとも同じ学年に妹は居なかった、というか実際妹が居るのかどうかも知らない)で、しかも終着場に着く頃には何故か運転手がヒーロー様に変わっていたという、何とも脈絡の無い夢だった。
直前まで兄上様に添削をしてもらい、直前までH先生がいらっしゃらないことにヤキモキし、直前までドリンクを一気飲みし、直前までその感想を求められ、直前まで地元愛を発揮し、直前までトイレが近かった。←
ブレンディなんて呑気に飲んでる場合じゃ無かったね。トイレが近かったのはあのカフェインの所為だ。
そして文字通り発表直前に兄上様に頂いた、ソイッシュなるものに対する振りは凄かった。
兄上様「これを飲んで頑張りたまえ」
黒「え、ちょ、それって発表前に飲まないと意味が無いではないですか」←既に発表5分前を切っている
大慌てでフタを開けたら中身が飛び出して腕と服にかかるわ、一気飲みしようと思ったらビンの口が狭くて唇が吸い付くわ、おまけに炭酸で喉が一定量以上受け付けないわで困ったこまった。
一言でいうと、杏仁豆腐の液体に炭酸がオプションで付加された感じですか。豆乳っぽい口当たりのまろやかさと炭酸の弾ける感じがこれ以上無い程にミスマッチ。豆乳とサイダーを別々に飲んでいるような気さえする。
それから後に引くまろやかさ、これが相当しつこい。
匂いはどこかで嗅いだと思うんだけどなあ…思い出せなかった。何の匂いだったかな、アレ。
発表については………まあ……まぁ……ま あ …… …
まあ、終わったし(逃亡
知識量の絶対の少なさと、スライドを作るセンスの無さ、入れる内容の取捨選択、プレゼンスキル。どれをとっても自分は未熟者なんだと、良い意味で刺激にもなる反省が出来たのが唯一の救いかもしれない。
しかし終わった。終わったぞ!漸く長い卒論生活は終わりを迎えた。
これからはまた長い修論生活に入るのか。
とりあえず、この週末は予定がぎっちぎちです。
旅立つ皆にお別れをしないと。
ありがとうさよならは弾けない、だから自分は門出の歌で送ろう。