修論終わり、卒論終わり、追いコン終わり。22年度Hゼミのメイン・イベントが終わりました。

感謝してもしきれない、先輩、同期。自分がHゼミに居られたのはたった一年程でしたが、沢山の思い出を作ってくれました。とても充実した一年でした。

追いコンでは色紙と花束を頂きました。二次会にも行きました。帰りは次の電車が最終でかなり焦りました。←


どうかお元気で。また会いましょう。

いつでも遊びに来て下さい、そう言いたいけれど、帰る場所に自分は居ない。

それは随分前に諦めたことで、でも、酷く寂しいんだ。



大学でのイベントがほぼ終了したので、約一週間の大学通いからYラボへ戻って来ました。

研究は相変わらず結果の無いピンチが続いているので、休んでいる暇も無く。その他諸々あって、今日はちょっと疲れた感じ。別段今日何かあったという訳でなく、日々のちょこっとした疲れが蓄積しているような。


その中で、自分で驚くことがあって動揺した、というのも確かな話。

ヒーロー様には何もかも見透かされているような気がしてならない。それが2回続いたもんだから流石にぎょっとした。今迄上手く隠せてると思ったけど、それって単に周りが気付かないフリをしてくれてたんだろうか?


自分は、負の方向への感情の振幅をなるべく他人に見せないようにしてる人間なんですが。

よく「怒らない」と言われるのはこの所為。まあ、一定の枠を外れた場合にはわざと見せることもありますが。基本は見せないスタンスをとってます。怒らないし、泣かない。

それは、周囲が対応に困るだろうから。自分がされて嫌なことをあまりしようとは思わない。


それが、ヒーロー様に思いっ切りバレた。

最初は電話口で、事務のミニー様と話している時だった。自分が余計なことをしでかし、そんなことをされても困ると言われ、すいません、と謝った後のこと。


「機嫌悪そうやん」


受話器を置いてからそう言われて、え?と振り返った。


「…バレました?」

「判るわ~。いつもは口調が優しいもん」


自分としてはいつものままのつもりだったんだけどな、と反省。イヤかなり吃驚した。

一日実験で疲れていたのもあって、かなりイライラしてたんですよ。つまり謝れってことだろ、と斜に構えていた面もあって、自分のミスなのにどうしても素直に謝れなかったのも確か。

それが1回目。2回目はもっと驚きだった。


姐さん先輩が兄上様と話している最中に、自分を大学へ帰してしまえ、と口にした。

それは自分がずっと心の何処かに、染みのようにひっつけていたこと。自分が居なくなれば、兄上様は兄上様のやりたい研究が出来る。それはそうだ。学生なんかに時間をとられずに済む。

自分はすぐ近くの実験机で作業していたから、この距離でスルーしても微妙な話題かと思って「そうですよね」と頷いておいた。姐先輩がどこまで本気なのかはともかく、自分がそう思ってるのは本当だ。


そしたら、後でヒーロー様に「あの時、頭きてたろ」なんて言われてしまうんだ。

怒った訳ではないけれど、あの時ギクリとしたのは事実。

おかしいな、完全にその会話のノリで相槌を打ったと思ったんだけども。どうも、ヒーロー様には通用しないらしい。

もっと気を付けよう、と思いました。

隠し通せてると思ってたのは自分だけで、結構これまでもバレバレだったのかなあ。うーん、残念だ。



でも、それだから、ヒーロー様にはとても信頼を寄せてるんですよ。