本日は大学の修論発表日。Hゼミで自分を指導して下さった先輩の、晴れの舞台です。
先輩の蛍光顕微鏡写真に惚れ惚れしつつ、先輩との実験の日々を思い返しました。
その後で、追いコンで贈る色紙を書きながら、Hゼミに居た頃のことを懐かしみました。
いつも先輩が居てくれるっていう、そんな安心感がHゼミにはあったんだなと。迎えてくれる人が居るから、帰るのも楽しかったんですね。
そりゃ他のゼミ仲間も迎えてくれますけど、先輩は格別。
嬉しいんだなぁ。今でも、自分は先輩に甘えっ放しでいるらしい。
先輩が卒業されてしまうなんて、信じられない。信じたくない。
この安心感が失くなってしまうと、また大学に求めるものが変わって来るのかも知れない。
自分は、思った以上に依存する人間なんだと認識しました。
というか、「頼りにしていい」と思えた人には何の疑いも持たずに全信頼を置くから、こうなるのか。
要は極端なんですね。
全然違う話ですが、奇しくも修論発表のこの日、大事件が起きてしまった。
相棒のフタを紛失したのです。これには焦った。修論発表後、ゼミ室へ戻ったら…アレ??という事態に。
気が付いたら、相棒のフタが無い。
気が付いた途端、頭から血の気が引いて、若干頭の温度が下がった気が。
嘘、だろ?と相棒を入れていたポケットを探るが、そこにフタは無い。
大混乱に陥り、騒ぎ、とりあえずゼミの同期に「中央ホール(←修論発表場所)じゃない?」と言われたものの、その後すぐにやらねばならないことがあったので探しに行けずそわそわ。そわそわ。そわそわそわそわそわそわそわそわ(何
用事が済んでから、とりあえずホールからゼミへの道を念入りに見回り、しかし見つからないままホールに到達。鍵が掛かってたので、とりあえず開けて貰おうと事務へ行く。
黒「落し物をしたと思うんで、ホールの鍵を開けて欲しいんですが」
事務員「どんな物ですか?届けられてるかもしれないですよ」
黒「…多分、落し物として認識されていないと思うんですが」
事「(…?)何を落としたんですか?」
黒「ええと…一応シャーペンなんですが…」
事「シャーペンですか」(ごそごそと落し物箱を漁り出す
黒「イヤ、正確に言うとシャーペンのフタです」
言った途端、理解し難いという顔をされました。うるせぇよ。理解して貰いたいと思わねえよ。
そんな訳で鍵を開けて貰えることになり、ホールの座っていた所付近を探したらこれが見事に発見。この時ばかりは神に感謝した。あと開けてくれた事務員にも一応感謝した。
歓喜のままフタを握り締め、6階のホールから階段を踊るように駆け降り、別校舎のHゼミ室まで勢い走ってドアを開けるなり「発見しましたアアアアアアアア」と叫んだ。ありがとうミスタ!!君の言う通りだったよ!!!
ああ良かった。相棒の一部でも欠けると、自分の身体の何処かが失くなっちまったような錯覚に囚われる。
とにかく落ち着かない。見つかって本当に良かった。
相棒の部品全部にGPSみたいなのがくっつけられたらいいのにな、と思った今日此の頃。
そんな大事件もあり、今日はやることが色々あって疲れた一日でした。
Yラボに着いたの19:00。今日中に集菌しなければならなかった。
でも、自分の卒論ポスターが印刷されたのは感慨深かったなあ。