ようやっとこさ完結の日を迎えることが出来ました。長かった…!
だって始めたのGWだよ、確か。4ヶ月以上かかってるよ。2nd seasonまでの約1ヶ月縛りは何処へやら。
終わらせられたことにひとまず安心してますけどね。後味はかなり不味いが…
Endingと銘打ってますがEDなんて大層なものはない(きっぱり)。ただの後書きです。
それで、一応この後書きをもってRAINBOWはひとまず終了、と。
この後に7話続きのお話を書くつもりはないです。もう尽きた。
極々たまーに気が向いた時に、番外編っぽく何話か挙げることはあるかもしれないですが。基本はこれでおしまい。
本編が絶望的に暗いので、後書きは折角のそんな雰囲気をぶち壊していこうと思います。↓
あと、本編で削った部分が多過ぎるので、必然的に今回の後書きはめたくそ長いと思われます。悪しからず。
■Lost:(失った色。<INDIGO>の死)
<BLUE>の夢オチからスタート。早速“最終話なのに新キャラ登場”回。
<BLUE>の頭の中にしか居ないし、出て来ないけどね。予め答えを言っておくと、7号という奴です。7話の台詞の中に一瞬だけ名前(?)が出てます。因みに<BLUE>は14号。
まあいいや、この辺は7話の所で書くとしよう。
スタートの時点で<INDIGO>は既に居ない訳ですが。そもそもあいつ、最初から死んでたもんな。(1st season)
うっかり<BLUE>が<INDIGO>を庇っちまったもんだから、<BLUE>には助けられなかったという後悔が残りました。
更にこれまで相対したことのない『死』(しかも仲間の)という事象に直面し、相当動揺した様子。
簡単に言えば、それを<GREEN>が慰めてあげる回。
<GREEN>はKronnmellが滅んだ時に多くのヒトの死を目にしたし、その中で自分の生みの親(=Ionの父親)の死も目撃した。ので、不可逆の死というものには相当慣れておりますでよ。
Kronnmellの件でヒトが理不尽な理由でヒトを大量に殺すことを知ったので、死を与えることに抵抗を覚えなくなった結果、<GREEN>自身ヒトを殺すことを厭わなくなった。ので、7話のようなことに。
まあ、亡霊共はヒトの脳ミソ使ってるって所も関係ありそうだけど。知らん知らん。(何
■Clear:(空っぽの)
ハイ来た<ORANGE>逃亡回&<YELLOW>の死亡フラグ回収回。今頃?!って感じするな。
そんな隊の一大事も、<BLUE>にかかれば余所吹く風。嘘です。正直、<VIOLET>に続いて動揺したの彼です。
またメインを掻っ攫っていったのは確かだけどな…。
つー訳で、<BLUE>がブルーだよ回第2弾。(タイトルを決めろ
字色が変わってる所は、フラッシュバックみたいなモンだと思ってもらえればそれで結構です。<INDIGO>が致命傷を負った時の状況ですな。
まず、<INDIGO>が単体で突出し過ぎる→やばっ、囲まれたよ→一斉掃射開始(ここで致命傷)→一番近くに居た<BLUE>が庇う。が、何十発と被弾する内にトンデモ状態に→頑丈さに定評のある<ORANGE>が更に2人を庇う形で前に出る→その間に<YELLOW>や<GREEN>が相手を潰す。こんな感じ。
あれ、<INDIGO>の顔の包帯に関する記述は作中にあったかな?あれはデフォルトなんだが。
<INDIGO>には2つ目の口があって、そいつを塞ぐ為に顔には一部包帯巻いてるっていう設定があったりする。言っててなんだが細かいな。
違うんだ、そんなことじゃなくて、この回のメインは<ORANGE>の逃亡だろ!←
<YELLOW>は今回の可哀想な人No.1。とばっちりでヤられました。小隊トップを争う戦闘能力の持ち主も、味方からの不意打ちじゃひとたまりもありやせん。特に<ORANGE>は一発の威力が半端無くデカイので。
ここで<ORANGE>が強行的に<YELLOW>を壊して逃亡したのは、2nd seasonで言ってた「さがしもの」を偶然見つけてしまったから。さがしものっつーか、より正確に言うと「捜し人」ですが。
その捜し人が逃げたか何かで、追おうとしたら組んでいた<YELLOW>に「何処行く気だお前」と引き留められて、ウルセー邪魔すんなってんで仕方なしに手にかけた、と。第一中枢を壊さなかったのは<ORANGE>の優しさ。(笑
■Quiet:(沈黙。黙って従うだけの<VIOLET>)
“最終話なのに新キャラ登場”(長いなコレ)回第2弾。しかも2人も初登場。
更にそれが自己2次創作キャラときたもんだ。男の方は中学時代のネタ帳にしか存在してないから、恐らく知る者は居ないハズ。女の方は知る人ぞ知る(笑)極悪双子の片割れ(妹の方)。姉も居るけどね。こっちの世界ではちゃんと足もありますぜ!←
大人しい人程病んで犯罪に走るという昨今のようですが、それを<VIOLET>に当てはめたような感じ。
一番まともそうだけれど、彼の場合はそれを口に出さないだけで蓄積しているのです。周囲に知られない、それはある意味で非常に孤独です。だから一番危険な状態にあったのは実は<VIOLET>でした、という話。
<GREEN>と<RED>はそれに気付いていたようですが。
さて、解り難いですがここで<ORANGE>の行動と偉そうな2人組の行動が繋がります。
→まず、<ORANGE>がlapp付近で「捜し人」を見つけました。<ORANGE>の捜し人は巛・巳羅であり、コイツが黒姫の捜し人でもある訳で、<ORANGE>が匿名で黒姫に情報を伝えます(七七夷が情報があったとか言ってるのはコレ)。
→黒姫は思い立ったがすぐ行動型の人間なので、早速lappへと出掛けました。神国のトップが帝国の近くへ来るとなれば帝国もそれなりに警戒するし、加えて黒姫はあの通りタカ派なので、帝国に釘を刺すことも忘れません。それが目的で<VIOLET>にわざわざ会いに来たのです。
尤も、<VIOLET>を早く神国へ帰したい<ORANGE>はそれを狙った訳ですが。ただ、それが仇となって<VIOLET>の処分予定が早まる結果にも繋がっちまいました、というのは裏方の設定。
→作中には全く記述がありませんが、<VIOLET>と会った後、<ORANGE>と2人組、そして双方の「捜し人」が合流します。ここで<VIOLET>を奪還する計画を立て、後に6話で<ORANGE>が<VIOLET>を連れ出す場面にリンクします。
6話で<ORANGE>がターミナルへ行け、と言っているのは、そこに2人組が待機しているからなのでした。
…説明長ぇ。イヤ、どっちかと言うと本編を端折り過ぎなんだ。何も伝わらねぇよ!
因みに、黝良は「ユラ」、七七夷は「ナナイ」と読みます。前に書いたかな?姓と合わせるとどっちもギャグ。
神国はそういう奴ばっかり、というか故意にそうしてる場合が多い。単なる遊び心ですよ。
■Ghost:(亡霊)
“最新”回第3弾(←略)。すごいぜ、今回は3人も初登場の野郎共が居やがるぜ!(約1名存在がアバウトだけど
という訳で、亡霊祭りです。リアルで言えば小・中学時代の友人との再会みたいな?←かなり近い感覚
相関関係が若干ややっこしいので、紹介も兼ねて箇条書きで簡潔に。↓
・green(=greggdoll):Ionの護衛。一匹狼。亡霊中最強格。
・Ion(≒kiseki):“魂”持ち。過去に起こした『奇跡』から存在を重要視される。
⇔Ionを巡るビミョーな対立
・nuts(=grenuts):亡霊集団の一人。3人組のまとめ役。<GREEN>と肩を並べるレベル。
・azlulu:亡霊集団の一人。無口。nutsのモブ。若干空気。
・laroux:亡霊集団の一人。痴呆の幼女。<GREEN>の実妹。
亡霊集団はIonを欲しがってるけど、<GREEN>が居るんでひとまず帝国へは奪われない、ということで手を出さない。ハズだったのに、今回<GREEN>が放っぽり出してどっか行っちまったもんだから、これ好機と彼女を奪いに来た。
何か、作中でnutsと<GREEN>が同型的な表現があるけれど、2人は外見は全然違います。
どっちかと言うと中身が似てる。名前も似てるけど、これは全く関係ナシ。
3人組について言えば、「grenuts」というのはnutsの本名。同様に、azluluやlarouxにも本名があります。混乱させる為に本名をちょいと変えた名前で呼び合ってるだけ。
<GREEN>はこの後連行されましたが、大方の人間を殺して逃走しました。彼はそういうことも平気でやっちまう奴。
自分がやるべきことを解っていて、それに障害となるのであれば手段は選ばない性質です。
あとはIonが一研に居た謎ですが、保護・監視下に置く為に一研へ一時送られていただけ。<GREEN>は死ぬ予定だったので、そのまま一研で管理される筈でした。
■Bloody:(<RED>のイメージカラー)
これはRAINBOWとは全く別の話題。どっちかと言うと、世界観的な背景とのリンク。
とりあえずリーダーには墓に入ってもらって、更に混乱を助長するようにしたかったので。リーダーとサブを同時に失うってのは相当キツイかと。(笑
正直、隊の解散を宣言する為だけの話だから、特に補足することは無い…リーダーお疲れでした。
■Puzzled:(迷い)
残された2人の苦悩、葛藤、その他諸々の負の要素。
結果的に<BLUE>は<VIOLET>を連れ出して脱走し、<VIOLET>を神国へ逃がします。
最初の数行は、<VIOLET>を神国行の列車へ放り込んだ後、取り押さえられた<BLUE>視点の場面。上に書いたように、既にこの時列車にはユラとナナイの2人組が乗っていて、手引きをするようになっていました。
んで、ここに来て漸く迷子の迷子の<ORANGE>ちゃんが御帰還。
多咫も言ってるし自分でも言ってるけど、帰って来た<ORANGE>の口調が違うのは中身が『木偶』(元から入ってるAI)に変わってるから。ここで木偶に代わったのは、楓自身が私情を挟んで出足が鈍るのを恐れた為。
伝わり難かったと思いますが、<ORANGE>がいきなり<BLUE>を吹っ飛ばしたのは<VIOLET>を傷付けられちゃ困るからです。この時点で、<BLUE>が命令を知っているかどうかを<ORANGE>は知らなかった。
で、次に逆に<BLUE>が<ORANGE>をぶっ飛ばしてるのは、やや乱暴な表現だけども自分を信用させる為。
<BLUE>からしてみれば「僕より弱い貴方が護るより、僕が護った方が成功する確率は高いでしょ」って意味です。実際、小隊内の強さはYELLOW≧BLUE>GREEN>ORANGE…って感じなので。
<BLUE>の独白「そういうことか」ってのが、7話に繋がる台詞。
自分が何の為にこんな小隊へブッ込まれたのか、この時点で彼には判った訳です。
■Last:(最後の。お粗末でした)
ジ・エンドな最終回。何かプロットと色々変わってる。変わり過ぎだコレ。
そもそも最初は、<GREEN>とは壁越しで話して終わりな筈だったのに…!どこでどう間違えたんだか。
<VIOLET>を逃がした後、しょっ引かれた<BLUE>。面会に来た人物が<BLUE>と7号の生みの親であり、マッドで有名な二研でも最もマッドな分類に入る野郎です。名は三月。
…ラフの方と同一人物かは考え中。出来ないこともない、が、そこまでリンクさせる必要はあるかな…?
まあ、コイツが仲間殺しを義務化させてる張本人ってことで。
あー、面倒臭いぞ。この説明は面倒臭いぞ。本編で全く出ていないだけに。だから自分は箇条書きに逃げる。
・7号:12号の師匠みたいな存在。仲間殺し未経験。12号に破棄される
・12号:現14号のパートナー。(因みに本編の主人公)
・14号(=<BLUE>):12号の破壊命令を受けるが、遂行せず。7号のAI(一部)を持つ
→つまり、<BLUE>の頭の中には7号もいる訳で、7号が「自分の所為かも」って言ってるのは、仲間殺しに反発し続けた自分の思考が<BLUE>に少なからず影響してるんじゃないか、っていう意味。
7号がぶっ壊された後に<BLUE>が造られたので、<BLUE>には面識が無いので誰なのか判りません。
この後<BLUE>が望み通り破壊されたかどうかは…そこが微妙なんだよなァ。
まあ、濁す為に本編ではっきり書かなかったってのもあるけど。一応<BLUE>は7号の意思を持ってるって意味ではオリジナルな訳だし、あいつ自身は優秀だから三月もそう簡単に手放したくなくて「頭を冷やせ」って言ってるんだろうしなあ。
そこは御想像にお任せします、でいいか。(アバウト
<GREEN>は自分の責任として<BLUE>を解放しに来たけれど、残念ながらフラれました。←
Ghostでの<RED>との別れ際、あの時に初めて危機感を抱いたのは確か。彼からすれば、自分が居なくなっても<RED>が居るという点で安心していたので。
2人を残せば、いずれこうなるだろうという結果が<RED>と<GREEN>には見えていた。だからお互いを頼りにしてたのに、同時に居なくなってしまった。こういう所でリーダーとサブの擦れ違いを表現出来てればいいなあと。
最後の<VIOLET>の描写は、エピローグ的なもんです。
もう二度と目にすることはない、つまり、もう二度とIelyから出ることはないっつーことです。
それが<VIOLET>の求めた安寧であり、神国が望む安らぎだから。
唐突な出会いと、唐突な別れ。これにてRAINBOW.終了です。
…さて、スキンを変えるとするか。好い加減暗かったんだよこれ!!←