今日は午前から地元自衛隊の航空ショーに騒いでました。
最近どうもヘンな飛行訓練してると思ったら、そうだ11月3日は恒例のショーの日だったよ。
いつもなら4機並んで飛んでるなんて考えられないもんな…。気付けよ自分。
あれってブルーインパルスだったのか?練習用の別の機体かな。
そんな訳で、飛行機の音が近付いて来た所でデジカメ片手に庭へベランダへと大はしゃぎ。
ブルーインパルス×4も激写しましたぜ。イヤッホウ!豆粒だけど(笑
その後も別の機体撮ったり(こっちは頭上だったんで結構デカく撮れた)、手を振ってみたりとクソガキ並に騒ぎまくり。まあ、この辺にとっちゃ一大イベントですからね。お隣さんも屋上から見てたし。
そりゃ空だもん、憧れるだろうよ。人類の夢だもんよ。
重力に縛り付けられて、地を這って生きる運命を背負わされたヒトの夢さ。
蝋の翼を背中にくっつけてまで飛びたいと願った大空さ。
誰が創ったか知らんが、空ってのは罪なもんだねぇ。
あそこまでヒトを惹き付けてやまない癖に、そいつらを温かく懐には迎え入れてくれんのだから。
ブルーインパルスなんかに乗って、自由に空を翔び回れたら気持ちイイだろうなあ。(Gとかは訓練頑張るとして
…ただ、ここらの地元民にとっては過去の記憶があるだけに、それも微妙ですけどね。
自分が小学を出る年だったかな、その1年前くらいだったかな。
昼休みに校庭の遊具で友人と遊んでた。シーソーに乗って歌を歌ってた。
突然、銃声みたいな音が聞こえて、隣の中学校の校庭を振り向いた。
徒競走のスタート合図みたいな音だったから、練習でもしてたのかと思ったんだ。
その後、その視線の先から炎みたいな赤い色と白い煙が立ち昇って、
何が起きたのか分からなくて、集団下校になって、
近くの河川敷に、自衛隊航空機が墜落したことを後から知った。
空を見上げれば航空機が間近を飛んでるなんてのは当たり前のことで、
巡回コースを次々と飛んで行く航空機を見送りながら犬の散歩をして、
騒々しい航空機の爆音の下で育ってきた自分にとっては、あれが落ちるなんて考えもしなかった。
自分の通ってた学校のすぐ裏の送電線が切れていたことを、今でも思い出す。
銃声だと思った音は、送電線が切れた音だった。
母さんに、パイロットの人に感謝しなさい、と言い聞かされたことを。
今でも思い出す。
今でも、感謝しています。
ずっと忘れない。忘れてはいけない、大切な記憶の一つ。