仏教とは? | ノートさんのブログ

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 仏教って、どういう意味だろう?そのまま読めば、仏の教えである。そうなると、仏とは何かも吟味しなければならない。


 田上太秀(2000『人間ブッダ』(第三文明社、レグルス文庫)に次の一節がある。

「仏教」ということばは、もと古代インド語で書かれていたのを漢字に訳したものです。釈迦の教えを最初に記録したことばであるパーリ語では、「仏教」をダンミー・カター(ブッダが説いた教え)と表しています。これが「仏教」の原語にあたります。(9) 

「仏教」は、「仏の教え」とも「仏となる教え」とも読めます。(10)


 なるほど、単なる仏の教えという意味だけでなく、仏となる教えともいえるという。しかし、よく考えると、仏の教えだけで独立に存在しても意味をなさない。仏が何と説き、何を民衆に教えたかった、のか学ばなければならない。結論から言えば、仏の教えの中に、仏となる教えの意味も包含されているととって間違いない。