フランス学士院やハーバード大学で講演 | ノートさんのブログ

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筆者は、多くの新興宗教の中から、規模としても大きく、ボランティア活動も活発な「創価学会」「立正佼成会」など(「天理教」は戦前からあった)を取り上げる。

☆「開かれた宗教」の典型としての創価学会

「開かれた宗教」の典型である創価学会は、19911128日に日蓮正宗から破門通告を受けた(『日本の仏教の事典』p240他)。ハーバード大学のコックス(Harvey Cox(2009)は「Perhaps the split was inevitable.」《◆注3》と表現している。伝統の儀式中心の宗門とキリスト教・イスラム教との対話を続け、文化活動を推進する団体とでは軋轢が生じる、とコックスは見ていた。

SGI会長の池田大作は、フランス学士院(1989.6「東西における芸術と精神性」)、ハーバード大学で2度(1991.9「ソフト・パワーの時代と哲学」、1993.921世紀文明と大乗仏教」)、ボローニャ大学(1994.6「レオナルドの眼と人類の議会」)等でも講演している(「創価学会」公式ホームページ参照)。創価学会の世界的動きに目が離せない、と筆者は痛感する。

☆目覚ましいボランティア活動をする「立正佼成会」

「立正佼成会の庭野日敬開祖は1965年にはローマ・カトリック教会の『第二バチカン公会議』開会式に出席し、ローマ教皇パウロ6世との会見が実現しました」。最近では、千葉市を通し、宮城県の亘理町に「被災地の方々に身も心も温まってほしい」と真心の「ひざ掛け」などを贈っている。同教会では今後、手作りの防災頭巾を作る予定です。(2011.10.07記載、「立正佼成会」ホームページ参照)

上記のように立正佼成会では、庭野日敬が積極果敢にローマ法王に会見を申し込み、実現した。また、2011年(平成23年)311日に発生した大震災で被災した人たちを、支援する活発な活動を行っていることは注目してよい。