今日の日経新聞に政府がリスキニングの推進と転職しやすい環境作りを骨太の方針にした旨の記事が目に止まった。
転職しやすい環境…!言い換えれば雇用の流動化である。
勤めてる会社がこれからもずっと発展成長し続け、この先もずっと磐石の状態であるわけがない!
これは自分のように小規模企業に勤めた経験があれば誰にでも分かることである!
企業の寿命について最新の東京商工リサーチのデータでは23.3年と出ている。つまりストレートに大学までを卒業し、22歳で入社しても、中小企業の大半は現在の継続雇用確保措置が定められている65歳までは存続しないのだ。
おのずとキャリア形成が必要なことが分かる!
世間では人手不足であるとの情報とAI進化の過程で消える仕事、無くなる仕事が相当数に及ぶという情報が矛盾しつつも当たり前のように錯綜し、混在している
よく、雇用の流動化は衰退産業から成長産業への労働力移転の循環をイメージするが、果たして成長産業はどの産業なのか??
そこが広く可視化されないと、腰を据えてリスキニングしようとはなれない。
労働者も食いっぱぐれないためには、自らの能力を高める以外に自衛手段はない。
自分も改めてこれからのキャリア形成を考えなければならない。