旧司法試験の一次試験免除に必要な単位を取得しようと通信制大学で学び始めたのだが、本当になかなか進まない。
心理学、生物学、政治学の基礎入門を学んでいるうちに、本当にこれが目標に向けて進む適切なルートなのかと疑いたくなる日も多々あったが、スローペースではありながらも勉学に励んだ。
始めは暗号のような教科書も、時間をかけて脳内で記憶と忘却のプロセスを経ながらも熟成させることで、ぼんやり、そして徐々に理解ができるようになる。

自分は頭悪いから,,,って自己否定するけれど、どんな人間も相応に高めていくことは可能だと強く感じた。
時間をかければ!
ただ、人生は限りがあり、いつかは終える。
それこそ賢くなったときには仙人になっているかもしれない。

実際に社会に出てから、純粋に学びたいと思えるようになったし、始めはなにも理解できない暗号のような教科書も、理解できるようになるとすごく自己肯定感もでて、喜びが得られる!


自分は地頭はそれほどよくないだろうが、時間をかければ、それなりのレベルには持ってこれる!
そんな風に思えるようになったのだが、司法試験を目指すといって、法律とは距離のある科目を履修していると、自分は果たして法律家になりたいのか?、なぜ目指そうと思ったのか?

とにかく揺れる自分の心。
いずれにせよ学ぶこと、知ることの喜びは体感できるようにはなった。
まわりの人と比べると、巡航速度はノロノロかもしれないが…