学生と社会人のギャップに相当な洗礼を受けるも、徐々に大人社会に溶け込み始める!


それなりにショップ店員も様になってきたような気がしていた。わりと熱意と興味を持って仕事に取り組んだので、先輩社員を観察しながら色んなことを吸収し、自分のものにしていった。


自分を指名してくれる顧客も徐々に増えていき、わりと頼りにされるようになっていた。

しかしながら、始業から終業まで長い日だと10時間以上、昼食時を除きほぼほぼ立ちっぱなしだったので、家に帰るとぐったりしていた。

また、当時は日祝日も交替勤務で週一の休みペースだったため、ときには7日、8日連続勤務なんてのは普通にあった。まれに10日連続勤務なんてのも体験した…


自分は残業が嫌いであったため、遅番と称する閉店まで勤務しないといけない日以外は極力早く帰ろうとしていた。

中には、家計のために定時を過ぎてからスイッチを入れるような人もいたが、自分はどうにもそういった仕様にはなれなかった。


さて、疲れたことだし、早めに上がってまっすぐ帰宅!してたかというと悪魔の誘いが待っていた。

後にストレス発散と称して、通いつめることになるのである。