7月1日、実家の家族が
じっちゃんを迎えに来ました。
みんなで大切にお世話する覚悟と環境が整ったということでしたので、お迎えに来た家族にお世話を練習してもらって、それから大切そうに抱っこされて帰って行きました。
7月2日、
起きたすぐからワラワラと
集まってきました。私は寝ぼけまなこ。

じっちゃんのお世話が無くなって、少し時間がゆっくりと動いていました。
その隙を狙ってやってきましたよ。
べったり甘えん坊です

午前中、ケージを届けに実家を訪れたときは、
いつもの場所に毛布を敷いてもらって
じっちゃんはスヤスヤと眠っていました。
それはもう大切に扱われていていて、
以前とは全然違ったVIP待遇です❗
そして7月3日、
朝から自由な男、ブラウニーに会いました。

ロミが初めて友好的な態度で
ブラウニーを誘ったのですが、無視されました(笑)
11時過ぎ、
部屋に帰って家事をしていたら妹から電話が。
じっちゃんが痙攣してる。
じっちゃん、水を吐いた。
じっちゃん動けなくなった。
じっちゃん、息をしていない…。
電話しているうちにこの出来事が
あっという間に起こって、
息を引き取ってしまいました。
母がじっちゃんを見守る中、
妹が私に連絡している間に、
あっという間に逝ってしまったじっちゃん。
本当に頑張りました。
6月はじめに動物病院では、余命は6月下旬くらいと言われました。
そこからの頑張りが素晴らしかった。
生きたいという気持ちが私に痛いくらい伝わってきていました。
腫瘍はすごいスピードで成長する。
体はどんどん痩せてゆく。
毎日出血するので貧血になり、
足腰が弱ってすぐ転ぶ。
でも、排泄は絶対に外でして、
失敗しませんでした。
好き嫌いはありましたが、ちゃんと食べていました。
それもこれも
おうちに帰りたい、家族と暮らしたいという
彼の強い意志が生きる原動力になったのかもしれません。
そして、ちゃんと家に帰って行ったのですから…。
じっちゃんが亡くなった瞬間、
悲しいというより、
感謝と尊敬の気持ちでいっぱいになりました。
よう頑張ったなぁ、偉かったなあ。
もう頑張らなくてもいいよ、痛くないよ…。
すぐに会いにいって誉めて誉めて抱き締めたい気持ちでした。
私が強引に連れてきて我が家で2週間、
よう我慢したな。
偉かったね。
おうち帰れて、みんなに優しくしてもらって、
幸せやったね。
沢山の幸せと癒しと
生きること、死ぬこと、
いろんなことを教わりました。
夜、仕事が終わってじっちゃんに会いに行きました。

沢山の花と
甥っ子たちの作った折り紙と
好きだったおやつに囲まれて
眠っているようでした。
たくさん撫でて
話しかけました。
冷たくて硬くて、もう動くことはないけれど、
そこにじっちゃんがいる。
悲しくないよ。寂しいだけ。
いつかみんなにも訪れる出来事だから。
笑顔で送り出してあげたいということで
和やかな時間が流れていました。
ロミに聞きました。
じっちゃんは?どこ?

当たり。
賢い。
甥っ子たちも
お手伝いしてます、多分ね(笑)

ちゃんと最後のお別れが出来てよかった。
みんなに囲まれてじっちゃんも喜んでいるんじゃないかな?
またいつか会いましょうね、じっちゃん

ありがとう。