松田の犯人の気持ちがわかったような気がした。


今日の気温が何度か知らないけどさ


肌が焼き肉の網の上に置かれたような状態でした。


その証拠に


すね皮がただれたように赤くなっていますよ。


構内は長袖のブラウスしてマスクしてお仕事中だったのだ。


ここでカチンとくることを一言二言あれば、



あっという間に殺意が芽生えるというもの。


以前、行員を中したこともあるおいらは


この女のもなかせてやろうかしら?


と考えたね。



ああ、考えたとも。



女はもう少しで泣きそうだったが


仲間に助けを求めた。



いいなあ…


お前はこんな涼しい場所で


仲間もいて


あっという間にピンチを助けてもらえたのな。



もしも、



もしも、



私が松田の犯人だったら、


必ずやこの銀行で殺人犯になっていると思った帰り道。



皇居のお堀は温泉になっているのだろうか…。