世界史と恋愛のノート。
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優しい時間Ⅲ

そして火曜日、

知依とメイ先生は小会議室でお話をした。






昔いじめられてた恐怖で、友だちにも馴染めないこと…

知依の存在意義。






なだめるだけの言葉じゃない、


強くて、心に響き、

残る言葉だった。




その後も場所を変え、知依に付き合ってくれた。


いっぱい笑った。







優しい人に出会った。







メイ先生がすき












気づいてしまった。


強くて、優しい先生。

優しい時間Ⅱ

そしてその帰りだった。




あの優しさが頭から離れなくて、




…気がついたらメイ先生のいる図書室にいた。








何を望んだかわからない。










知依は中に入れず、廊下の壁から先生を見ていた。




…目が合った気がした。










それは気のせいじゃなくて、…まるで知依の為のように、




廊下に出てきた。












メイ先生


「…どうした?」




知依


「……あたし………相談、のってほしくて…」</

優しい時間

知依は軽く精神病なんです。



人間嫌い・不信です。





これは恋に落ちた、あの日の記憶。









なんとも



親睦の茶話会なんです!!









で、沈んでたわけです。



楽しそうな輪に入れなくて、イジメられた過去を色々と思い出し、



一人そっぽ向いて泣いてました。















メイ先生

「…大丈夫か?」









優しい声が……



………メイ先生…





その時は、ただ笑顔の素敵な先生だった。





涙目を隠した。