前回張り切って2日連続でブログを書いた反動でだいぶ間が空いてしまいました。
リアルタイムのおうちの方はついに棟上げも終わりまして家が形になりました!
こちらは奥さんが昨日書いたブログですが、撮影したのは3日前です。
今日行って来たら普通に中に入れて2階まではしごで登らせてくれました
入っていると、「イメージより狭く感じる」「思ってたより広く感じる」などいろいろGAPを感じるところもありますが、総じて
「すごい~~!」
と、感心しきりでした。
こんな感じで家ができていくのね。。。
ここから日に日にいろんなパーツが設置されていくとのことなので毎週見にこようかと思います
このブログはアラフォー夫婦が住友林業さんで戸建てを建てることになり、そのエピソード綴った「奥さんのブログ」の夫版です
夫婦で書いているので、それぞれご覧いただき、これから戸建てを検討する方だけでなく、将来家をどうしようか迷われている方などの参考になれば嬉しいです
家相・風水、気にします?
さて、今回は、新築で家を建てるときに家相と風水って考慮して設計されますか?というお話。
迷信だとか科学的根拠がないとかで一切気にしないという人もいれば、そうではない人もいるかと思います。
ちなみにハウスメーカーのコンペですみりんさんに決めて、提案をもらっていたベースの間取りのブラッシュアップを始めるタイミングで設計士さんから「家相って気にされますか?」と聞かれましたが、
その時は「いや、別に気にしないですよ!」と即答していました。
と言っても実は個人的には気にする方です笑
でも、そこで「気にしない」と回答したのは、うちの「こうしたい」「こう生活したい」という要件と家相・風水のどちらを優先させるかでいうと、それは明確に前者だったので「気にしない」と答えていました。
でも、「こうしたい」「こう生活したい」という要件が満たされている中で、家相・風水的に何か選択の余地があるのであれば考慮したいなぁと思っていました。
迷信?
そもそも家相とか風水とか科学的根拠ないから気にしない!という人も多いと思います。
確かに一理あると思いますが、私は「まだ科学は発展途上」だから厳密にはわからないものと考えています。
つまり、いわゆる「科学では解明できない現象」なんてものが世の中にいっぱいありますが、広い意味で物理、化学も含めてまだまだできてないことがたくさんあります。
少なくとも、科学がもう完璧で世の中のすべての現象・事象を説明でき、そしてすべてを把握できていて、何でもできる、というコンディションではないのは明らかです。
なので、幽霊とか、UFOとか、姓名判断とか、家相・風水も、科学的に肯定も否定もできない領域だと思っています。
であれば、気持ち的なことも含めて考慮しておいたことに越したことはないかな・・・ということで多少は気にしているスタンスです。
家相と風水って何が違う?
これ、それぞれ違うものだそうです
私も最初は勝手に同じものだと思っていました汗
一応調べると家相と風水の違いは以下になっています。
家相
家相とは、方位や間取りから「吉相」「凶相」という風にお家の吉凶を判断するものです。迷信的な要素が強いと思われていましたが、現在では科学的根拠に関する研究がすすめられ、建築学や住居学などの学問的な要素に基づいています。 “安全で幸せに暮らす”ために古代から人々が試行錯誤するなかで、育まれた学びや外国から伝わった思想が加わり、発展した“学問”が家相であるといえるでしょう。
風水
風水とは古代中国の権力者が国家を統治する際に、土地を守り、戦いに勝つために用いられた環境学です。木や水、土地などが持つパワーバランスを考慮して、「気」の流れをコントロールし、良い環境を作るのが目的です。風水では「玄武」「朱雀」「青龍」「白虎」の四神が東西南北を守る「四神相応」の土地が良いとされています。これは北に山、南に海や河川、東西に丘や小さな山がある土地のことで、奈良時代の都だった平城京や平安時代の平安京はそれぞれ「四神相応」の土地につくられたと言われているのです。
引用
「家相」と「風水」の違いとは?神宮館鑑定師が教える幸運を招く家相と地相の基本
家相も風水の要素も加味されているらしいので、我が家は家相を中心にチェックしました。
我が家が家相を気にして修正したポイント1点
では、家相とは何なのか、何がどうなっていれば家相的によいのか・・・
という詳細はさすがにすべてはここでは書ききれません
そこは、気になった方はぜひGoogleで検索してみるとか、関連図書がいっぱい売っているのでぜひ手に取ってみてもらえればと思います。
簡単にここで紹介するとしたら以下の2点です。
「張り」と「欠け」
これは1階の平面図を見た際に一辺の中で出っ張っている箇所があることを「張り」、その「張り」がある箇所以外のところは「欠け」と呼ばれます。
この「張り」と「欠け」が一片の長さのうち何分の一を占めるかどうか、どの方角にあるかどうかで吉凶を判断するものだそうです。
詳しくは以下が参考になります。(でも細かくて結論よくわからない笑)
間取の方角の吉凶
これは風水ちっくなやつですね!
どの方角に水回りがあると云々というやつです。
特に北東の鬼門、南西の裏鬼門は要注意と言われています。
我が家の場合は、間取図面がほぼ完成した段階で、私がふと家相を調べてチェックし始めたのですが、正直ベースに言うと素人の私が調べた限りでは我が家は・・・
家相、風水的にアウトだらけでした
でも、アウトだからって、そもそも土地の形状や向き的にもどうしようもないところも多々あり、やむなしというところがほとんどでした。
とはいえ、このままだと何だかやばいというか気持ち悪い感じなので、有料の家相診断をしていただき、ここは直した方がよいというところを出してもらいました!
そこで我が家が直したポイントは1つ!
北西にあった「欠け」をなくして一辺をフラットにしました。
北西の「欠け」
北西の1階に書斎を設置しており、これは風水的にはたまたま大吉だったのですが、そこの書斎部分がへこんだ設計になっていました。
これが北西の「欠け」にあたっており、その場合・・・
- 北西が大きく欠けると「主人短命の相」
- 父親の権威が弱く、子供が一人前になると親(特に父親)を見捨てたり、親元を遠く離れるといった傾向も出やすい
- 主人の浮気に負けず劣らず奥さんが浮気に走り、家庭崩壊を招くといった点や、再婚や女系(主人短命)の相も強調される
ワロタ
さすがにそれは科学的根拠はないかも?でも実は何かあるかもなのかわかりませんが、さすがに良くなさそうだったので、そこは図面上変更しても問題なかったことからも修正しました。
他にもやばいところがいっぱいあると思ったのですが、家相診断士の方から指摘をもらったのはあと2点で階段の位置と寝室の向きくらいでした。
素人が見るのとプロが見るのとでも見方が違うようですね。。。
まとめ
家相、風水について我が家の場合を書きましたが、キリがないので気にする人だけ気にすればよいのかなと思いました。
例えば、「張り」や「欠け」も調べていくと、その吉凶は建築技術がまだ未発達だった昔の頃に、複雑な形の家を作ると強度が弱くなって壊れやすいとか、季節風の影響を受けやすいとか、そういうある意味根拠がある見解だったという内容も見つけました。
なので、現代においては気にすることはないとも書かれていました。
また、鬼門についても、由来は中国においてシベリアからの身を差すような冬の風やゴビ砂漠からの夏の熱風という自然環境によるものから、軍事的な要因によるもの(東夷に対する脅威)等といわれ、万里の長城も東北の脅威に備えて造られたと云われています。
日本でも東北からの冷たい風や南西からくる台風といった自然現象や、蝦夷や百済に対する軍事的な脅威(家相伝来当時:602年)を『鬼』と位置付けていたためとされているようです。
現在においては、軍事的な脅威よりも自然現象に対する問題として『鬼門』を考えると、『風対策』や『湿気対策』が必要ということから家相ではこの位置に開口部や水廻りを設けることを禁じているようです。
そういう意味では、現代建築においては鬼門には云々というのは気にしなくてもよいのかもしれません。
なので、元の根拠がわからない家相の決まり事の方が、ある意味怖いかもですね・・・