大人の夢単に夢を見るだけなら子供だってできる。その夢が実現してこそ、大人の夢と言えるのではないだろうか。『マエストロ、時間です』よりサントリーホールのステマネをしてみえた宮崎隆男さんの本に出て来た一文。胸に残る詞だ。
自分らしさ自分らしくありたい。賢明でいたい。文学的な面を持ち続けたい。一般常識を持っていたい。お洒落になりたい。似合う服を身に纏って、いつも可愛いと言われたい。自由でいたい。誰からも干渉されたくない。好きなものを好きと言いたい。そして人と関わることが好き。それが私。様々な矛盾を抱え、これからも生きていく。
愛のあとにくるもの『人の気持ちを理解するには、その人と同じ立場に立って見ることが大事です。人間というのは相手のことを理解しているようで、実はまったく理解していない場合が多い。自分勝手に相手の気持ちを捏造しているのが普通なんです。ー』とても印象的でした。辻(本当はもう一点多い)仁成は男性の心を書くのが上手い。だから胸が締め付けられるような気分になる。嫉妬や恨みを忘れて、相手の幸福を祈ることができたら、、どれだけ素敵だろう?結局、潤吾も自らの幸せを優先した。いや、それが紅にとっても幸せだったのかもしれない。けれど結局は自分だ。相手の幸せを祈るーそんなことは空想に過ぎないのではないか。最後にそんなことを感じた。