今日は松濤にある戸栗美術館に行って来たんだおねがい
大好きな美術館のわりには年に1度くらいしか行けてないんだ!






今回のテーマは色についてなんだニヤリ





ここは美術鑑賞しながらお勉強出来る素敵なところなんだ!


そんなわけで今日は色についていろいろ学んだんだおねがい


そもそも色の概念の始まりは中国の「書経」って言う歴史書に書かれていた「五行」って言うものからだったらしいんだ。「五行」は全ての事象は「木」「火」「土」「金」「水」と言う5個の元素からなっていてこれらが互いに影響しあって「土」を中心にグルグル回っていて四季とかにもあてはめられたり、色の概念が生まれたらしいんだ。

木:春 → 青

火:夏 → 赤

土   →黄

金:秋 → 白

水:冬 → 黒


この書経に少し遅れて道教の色の感じ方として「明暗顕漠」と言う太陽の光に対する濃淡みたいな捉え方があってこれも現代の次の色に対応しているらしいんだ。

 → 赤

 → 黒

 → 白

 → 青


そんでもって、「五行」と「道教(明暗顕漠)」が融合して「陰陽五行思想(宇宙と人間のすべての現象を、陰陽の二気と五行の循環によって説明する世界観)」って言うものになり日本にも伝来して仏教・神道・道教などとごちゃごちゃとしながら日本の政治思想・宗教観・国家観にまで深く浸透していったんだ。

そして、昭和初期の「国家神道」や「天皇中心の秩序観」となって北一輝さんが「日本改造法案大綱」を書き、その思想(天皇は天意を体し、天意によって国家を再生すべき存在)に共感した青年将校さん達が決起することになったんだ。

などと美術館を出てぼんやり頭の中で考えながら歩いていたら

渋公の裏あたりのところに慰霊碑が建っていたんだお願い




話が逸れてしまったので、色の話に戻ると、「陰陽五行思想」から5色の概念が生まれて陰陽2チームに分かれたってことなんだニヤリ

陰チーム:白黒

陽チーム:青赤黄


それで、古伊万里では「五彩手(ごさいで)」と言う白地に5色(藍・緑・黄・紫・赤)で絵付けをする技法があるんだ。

これは五行思想の宇宙観みたいなものを顕しているらしいのだけど、実際には色のバリエーションも違ったりするみたいなんだけど根本にある思想は陰陽五行思想らしいんだ。


今回の展示では1色から2、3、4、5色のパターンで組み合わせもそれぞれのものが展示されていたんだ。

組み合わせは様々でも「土」の上に様々な色を配して調和をとると言うまさに陰陽五行思想を具現化しているものに他ならないと思ったんだおねがい


それで実際の展示品は、そんな蘊蓄など雲散霧消してしまうほど素晴らしい作品だったんだ。

デザインの発想が斬新で普遍的なんだ。

17世紀初期から後期の作品が主だったんだけど、おそらく陶磁器はこの頃が黎明期でロックで言えば1960年台後期から1972年くらいまでだったんじゃないかと思ったんだニヤリ


写真撮影は出来なかったんだけど、一番気に入った作品の写真が美術館のHPにあったので申し訳ないけど勝手に転載させてもらっちゃいますニコニコ

鍋島焼き「菊流水文 皿」


実物はこの写真の100倍以上素晴らしくお皿の中に吸い込まれそうだったんだ。


もちろんこれ以外も素敵な作品が沢山あるので是非行って欲しいと思います!



今回されていた作品と学芸員さんの解説





そんなこんなで頭も心も満たされた一日だったんだおねがいおねがいおねがい