今週の一枚は「BÉLA FLECK & ABIGAIL WASHBURN
ベラ・フレックさんとアビゲイル・ウォッシュバーンさん共にバンジョー弾きの2014年のアルバムラブ

ギターデュオとかはよくあるけど、バンジョーxバンジョーって珍しいと思うんだ!

バンジョーはカントリーミュージック好きにはお馴染みであの乾いたティロティロって感じの独特の音が大好きなんだおねがい
テイラー・スイフトちゃんの初期の頃の曲にはよく使われたんだおねがい

さっき書いたようにバンジョーは弦楽器にしては弦が響かないことが特徴で
その短音を音楽に乗せるために奏法は主に高速アルペジオなんだ口笛

こんな感じで弾いているんだ!

若きギターヒーローのビリー君との対決ニコニコ

職業病とも思える形の人差し指と中指びっくり







まあ、ベラさんはチック・コリアさんとも一緒にやってたり有名なので知っている人も多いとは思うんだけどアビゲイルさんについては知られてないと思うんだ。

これを見ると少しはわかると思うのでちょっと長いけど見て欲しいんだ!

もちろん俺は最後に目が湿ってきてしまったんだおねがい







さて、アルバムね!
ジャケットを見て名古屋城を連想してしまうのは俺だけかなキョロキョロ




BÉLA FLECK & ABIGAIL WASHBURNBÉLA FLECK & ABIGAIL WASHBURN 2014年


1. Railroad 

2. Ride to You 

3. What'cha Gonna Do 

4. Little Birdie 

5. New South Africa 

6. Pretty Polly 

7. Shotgun Blues 

8. For Children: No. 3 Quasi Adagio/No. 10 Allegro Molto - Children's Dance 

9. And Am I Born to Die 

10. Banjo Banjo 

11. What Are They Doing in Heaven Today? 

12. Bye Bye Baby Blues




どの曲も素晴らしいんだけど、
先ずは1曲目の「Railroad」

トラディショナル風の伴奏がアビゲイルさんの歌声にベストマッチおねがい

これは日本では「線路は続くよどこまでも」って日本語版の歌詞がついた曲で有名な「I've Been Working on the Railroad」って言うアメリカの民謡なんだけど、若い人は知らない人が多いのかな〜キョロキョロ

歌詞の中にバンジョーが出てくるんだおねがい


原曲の出だしはこんな感じ

🎵I've been working on the railroad All the livelong day

I've been working on the railroad Just to pass the time away

Can't you hear the whistle blowing Rise up so early in the morn 

Can't you hear the captain shouting Dinah, blow your horn


日本語版はこれね

🎵線路はつづくよ どこまでも 

野をこえ 山こえ 谷こえて 

はるかな町まで ぼくたちの 

たのしい旅の夢 つないでる



この曲にこんな楽しい歌詞をつける日本だったのに今の閉塞感はどーしたもんだろうショボーン

話しが逸れて行きそうになっちゃった歩く






映像を見るまではパーカッションが加わっていると思ってたんだキョロキョロ

7曲目の「Shotgun Blues」

これはアビゲイルさんのオリジナルなんだニヤリ







アビゲイルさんの歌声が素晴らしい9曲目の「And I am Born to Die」

この曲は18世紀にチャールズ・ウェスレーさんって人が作った讃美歌で多くの人が歌い継いでいるんだニヤリ


And am I born to die?(私は死ぬために生まれてきたのだろうか?

To lay this body down?
And must my trembling spirit fly
Into a world unknown -


Soon as from earth I go,
What will become of me?
Eternal happiness or woe
Must then my portion be;


A land of deepest shade,
Unpierced by human thought,
The dreary regions of the dead,
Where all things are forgot?


アビゲイルさんはこの部分だけを歌っているんだけど、

原曲はまだまだ長くて最後に次のように結んでいるんだニヤリ


Thou art thyself the Way;
Thyself in me reveal;
So shall I spend my life's short day(わたしはこの短い生涯を)
Obedient to thy will;(御心に従いなさい)
So shall I love my God, Because he first loved me,(神が最初に私を愛してくれたのだから、私は我が神を愛そう)

And praise thee in thy bright abode,(そして、汝の明るい住まいにおいて、汝を賛美しよう)

To all eternity.(永遠に)




要するに人生悩みはあるけれど神を愛して自分を信じて生きなさいって言う自己肯定推奨の歌ねてへぺろ





なんか、また話が逸れたかなキョロキョロ


ベラ・フレックさんとアビゲイル・ウォッシュバーンが素晴らしいのは

ベラ・フレックさんの技術の高さはもちろんだけどアビゲイルさんの歌にシンクロするように寄り添って伴奏するところなんだ。


この即興で歌うアビゲイルさんとその伴奏がそれをよく現していると思うんだおねがい





もちろん、I’m going おねがい




来日公演は今日、明日、明後日!

場所はブルーノート東京

詳細はブルーノート東京のページで!