俄にしん好きになった俺の今日のにしんは、生
まだまだ、にしんは売ってたんだ。
サゴハチ漬けも生も
生は半身ではなく内臓を取り除いただけのものもあったんだけど、
太い骨がゴミになるので、今回は半身を選択したんだ!
おそらく初めての生にしん!
オリーブオイルで焼いた。
弱火で片面4分、ひっくり返して3分!
塩も醤油も無し!
恐る恐る食べたんだけど、生臭みゼロ
これならサゴハチにすることもなかろうにって思ったんだ。
ほのかな塩気に甘みがあって、これだけでイケる!
もちろんご飯のおかずにはならないし酒のツマミにもならないけど、
にしんを実感出来る。
素材が良ければコテコテした調理は不要なんだ。
もちろん丁寧に下処理していただいているってところも大きいのだろうけど。
これが日本料理の真髄だと思うだ。
次に塩焼き(塩を振って20分放置してからキッチンペーパーで周りに出た水分を拭き取ってから焼く)もやってみたんだけど、手間をかけた分の旨さは感じなかったんだ
もちろん、塩気が増した分、ご飯のおかずには最適化されてはいたんだけどね
塩焼きのメリットは塩により余分な水分が抜けて旨みが凝縮されるのと生臭さが抜けることらしいんだ。
ところで、魚の旨み成分の一つにトリメチルアミンオキサイドって言うのがあるらしいんだけど、それは魚の鮮度が落ちると酸化して生臭さの物資であるトリメチルアミンに変化するんだって
って、ことは生臭くない魚を塩焼きにすると旨み成分のトリメチルアミンオキサイドを抜いてしまうことにはならないのかなあ
って、以前から疑問には思ってたんだけど、俺が塩焼きをしないのは面倒って理由が大きいんだ
にしんについて、昭和について、なかにし礼さんについて、そして石狩挽歌について詳しく知りたい方はこちらを参照してください
紺野美沙子さんの朗読は日本一と思っているのは俺だけではないと思うんだ
もちろん、俺は今日も「日本に生まれてよかった〜っ」って叫んだのは書くまでもないだろう