それで今回ようやくサヨナラしたのがディック・フランシスさんの競馬シリーズ
全部で40以上あるのだけれど、俺は半分くらいまでしか読んでないんだ。
いずれ読もうかとも思っていたが、その熱も今ではないんだ。
まあ、後半は徐々に勢いもなくなってきたようなので仕方ない。
しかし、初期の作品(6か7作目くらい)はどれも素晴らしいんだ。
それでも18作目くらいは十分に楽しめるんだ。
ちなみに4作目までは本国の発売順序と日本のそれは違っていたんだ。
「競馬」シリーズってなっているけど下世話なギャンブルって雰囲気はないんだ。
そこは英国ってところもあるのだろう。
彼の馬の描写は「馬が草を食む音が聞こえる」と言われるほど上手く表現されているんだ。
ストーリーはどれもサスペンスなのでハラハラドキドキの展開。
基本コンセプトは挫折した人間の再起って感じなので毎回勇気をもらっていたんだ。
、、、今回勢いで処分してしまったが、今、いろいろ思い出しながら書いていたら、
やっぱりとっておくべきだったと思ったんだ
まあ、その他で今回処分した本は惜しくない感じなんだけどね
何故か「砂の女」が2冊あったんだ
「Xのアーチ」は前半は良かったけど、後半になったら急にぶっ飛んだ感じの作風になった不思議な作品だったんだ。
「シークレット・レース」は衝撃的だった。ツール・ド・フランスなどの自転車レース好きは必読かはたまた読まない方が良いかって感じなんだ。
「地下室の手記」は大人になってから読んだので、よく理解できたとともに凡庸にも感じたんだ。
「ライ麦」はこの感じだと大人になってから読んだっぽいな
俺は自己啓発本はいっさい興味がないんだけど「才能を伸ばすシンプルな本」は先の「シークレット・レース」と同じ著書なので買ってみたんだ。しかし全然つまらなくて数ページ読んでやめたんだ。よく今まで残っていたものだと不思議ではあるんだ。
スーチーさんの本は価値あるんじゃないですか?って業者の人に聞いたら「ブームの時ならね!」って言われたんだ。
そー言えば、最近めっきり彼女の話がないけど、やはり作り上げられた(祭り上げられた)ブームだったのだろうか?
今回の処分は初めて出張買取業者に依頼したんだ。
ブックオフのサイトで調べるとそこそこ値段のつくものもあったんだけど、
出張買取業者は個別に査定しないで秒殺
まあ、お金が欲しかったわけではなく捨てるのが忍びなかったから、
それも良しと思うけど、次回はちょっと考えようかと思ったんだ。
以前は知り合いの古書店に持ち込んでいて、雑誌まで高額で買い取ってもらっていたんだ。
今回は約300冊コンテナ5箱分で、、、
文豪、夏目漱石さんが2枚!
って、思ったら、野口英世さんだった
いつから変わったんだっけ?
夏目さんなら今日の話題にピッタリの落ちだったのに
もちろん夏目さんの本は処分せず
実は、初め全部で1,000円って言われたんだ
俺「3,000円くらいになりませんか?」
業者「無理ですよ」
俺「」
業者「じゃ、2,000円で!」
俺「はい、それで」
業者「まあ、気持ちの問題だからね」
俺「そーですね、気持ちの問題です」
まあ、そんなこんなだったんだけど、今回処分したのはほんの一部でしかなかったんだ。
そんな中で昨夜整理したダンボールの中から本を外に出す時に処分を免れたのは、
この3冊
それでは、今日は読み終えた本を閉じるように静かに眠ることにしよう