失礼、タイトルと違うところから話し始めます。


Macを使い始めたのは、2005年ぐらいかな、PowerMacG5がまだあった頃です。
Windowsと似てるけどいろんなところが違ってとまどいました。アプリケーションの終了が
ウインドウの×印だけじゃ終わらないことや、マウスがワンボタンだったり。
Windows歴8年ぐらいだったから慣れるのに苦労しました。

しか~~し!!

いざ使ってみると、Mac、いやOSXってすごくいいですよね!
たとえばFinderのカラム表示(まあWindowsのエクスプローラ表示みたいなもんだけど)が
とても見やすい。Dockも直感的ですぐアプリケーションを立ち上げられるし。

そして最近の進化がまたすばらしい。
おお、やっと表題の話題にたどり着きました。といってもまだ表題の半分ね。

OSX10.5あたりからある、「Quicklook」って機能が超便利。

(いまさらか、と言わんでくださいね)

これまではファイルを確認したいときには、ダブルクリックしてアプリケーションを立ち上げて、
って行程を経ていましたが、
Quicklookではスペースキーを押すだけで中身がプレビューできる
んです!


Windowsの「表示」を切り替えて「アイコン」とか「一覧」とかに切り替えれば同じだろうって?

いやいやいやいや!
QuickLookの優れているところは「ほとんどすべてのファイルが見られる」ってこと。
写真とかQuickTimeムービーとか、複数あって「あのファイルどれだったかなあ」って
いうときにわざわざソフトの起動を待たず、選んでスペースキーを押すだけ!
ものの0.5秒後には中が確認できて、なおかつ
Word文書とかExcelファイルとか
本来インストールされていないと見られないものまで対応してる
ってのがすごいです。

デフォルトだとイラストレータのファイルとかはプレビューできませんが、
システムーQuickLookフォルダにプラグインを追加して拡張できます。
例えばこういうの↓
http://www.quicklookplugins.com/2007/12/04/ai-adobe-illustrator/
探すと、zipの中身を解凍せずに階層ごとに見られるものとかいろいろ出ています。


で、表題のavi。
10.5では見れてたはずがなぜか新しいMacProを買ったら
見られなくなっていたんです。
quicklookフォルダ内をいろいろ入れ替えしてみたけど全然だめで。

そしたら、検索でたどりついたのが「quicktime」のコンポーネント。
quicklookのことなのにquicktimeなんて。
動画の再生にはquicktimeの機能を使ってquicklookしてるからなんでしょうね。ややこしいな。

googleなどで「quicktimecomponent.component」と検索して、
それをシステムフォルダ内quicktimeフォルダに入れる

これでOK。


Genarts Sapphireです。

そうです、プラグインです。
まあ皆さんご存知かもしれませんが。

http://www.genarts.com/software/sapphire/overview
これです。

めちゃくちゃいいです。

イマジカでできるエフェクトはこれがあればほとんど
できます!!!!(言い過ぎかな)


会社で買ってもらったのは3~4年ぐらい前ですか。
今はネットみると1699ドルになってますが、当時は27万ぐらいして。
ほんとはBoris Continuumあたりを買いたいと漠然と考えてて。

5~6年前は毎月のようにイマジカで作業をしていて(まだ永田町スタジオがあるころです)
ファイナルカットでオフラインをして、ベーカムに書き出していって
仕上げをスモークとかフリントとかでやってもらってました。

なんにでも首をつっこみたくなって全部自分でやりたがる性格の私としては
編集機も自分であやつってみたくって、
「イマジカのグローってきれいですよね。どうやってつけてるんですか」
などと雑談をしていたところ

「Sapphireってプラグインが入ってて」

って話を聞かされて。
そこで、そのサファイアってのを調べてみたら、なんと! なんと!!
ファイナルカットで使えるやつが!!! 出ていたんですよ。
なんだかもともとはAE用で、
そのうちFXplug(Finalcutに最適化された?専用版)が出て。
そっちを使うとすごく軽いです。
なんといっても編集ソフト上で
あんなことはこんなことがジェネレートされるのが便利です。

で、とりあえずひとつでいいから買ってくれと
泣きついて、導入しました。

もうね、パラメータの調整の仕方の違いこそあれ、
出来上がるエフェクトはご家庭でイマジカのクオリティなんですよ。
(僕の制作物を見せると話が早いのですが、当然イマジカには劣るし
職場が判明するのもちょっと・・・。すみません)

とはいえ、そこまで調整して同じように上品な感じにするのに数年を要しました。


Sapphireを導入してからというもの、
(社内を含む)クライアントに対して「パソコンでやったんじゃなく高い編集所に入った」風に
見せることに成功しています。

こういうエフェクトを使ってる人には当たり前のことかもしれませんが、
うまく使うコツとしては
1.一つではなく2つ以上のエフェクトを重ねる
2.Effect under sourceつまみがある場合は使った方がいい
3.全種類使ってみる
4.パラメータは必ず動かしてみる

かなあ、と。

1は、単純に編集所に入ったときにオペレータさんが単独では使わず
複数重ねてることが多いからやっています。
そしてそうしたほうが確かにゴージャス感が増しますよね。

2。これは、sapphireの一番いいところだと思うんですが
テロップにlight系のエフェクト(glowとかglintとか)をつけたときに
文字の下にエフェクトを潜らせるパラメータがついてる。
「当たり前だろ」と言われそうですが、0か1かではなくこの調整を微妙に変えると
いい感じになります。

3はとにかくこのプラグインを把握することを目指して。
意外とこんなことに使えるなあ、とか、これってあの映画のあれとおんなじじゃね?とか
いろんな発見があると思うので全部見ると面白いです。
一旦はプリセットでいいからとにかくいろんなのを使う。

4については、まあ慣れてきてからの話でいいと思います。
プリセットから調整する中で、なんか「俺流」みたいなのが出来上がります。
で、みんなに「いつものあれみたいな感じで」って注文がきたりして
自分がクオリティを上げてるって実感がこもってくるのが楽しい。


とまあ、、、、
本日もどうでもいい話で終わってしまいました。

よろしくお願いいたします。
そういえば。
今日は違う話題で。(そもそも今まで何も書いてないだろうに・・と思わずにね)

花粉症対策で鼻をレーザー治療しました!
かれこれ10日ほど前か。
タイトルでお分かりのように、全快です!!


いろいろと運がよかったことはありますが、
ほんと、レーザーはおすすめです。
花粉症の人はもう絶対いくべきです!!

レーザーで焼くってことで、
病院に行く前に、体験者の話を聞いたら
「1~2週は鼻が詰まる」
「鼻血が結構出るし、かさぶたの固まりが出るよ」
とか聞かされて、やっぱやめるかーと思っていたんです。
でも行きつけの病院で相談したら、

医師仲間で『うまい』って定評がある人がいるよ、紹介するよ」

ってことで、紹介状を書いてもらって。


やったことがない方に、どんなものか書いておきますね。

まず、鼻の中に麻酔のスプレーみたいなものをされます。
で、麻酔薬のついたガーゼを片方に4枚ずつぐらい入れられます。
これがちょっと
「おいおい、まだ入れるのか??」
というぐらい鼻の奥に入れられるので、不安になります。

そして、麻酔が効いてきた頃(10分後ぐらい)に、ついにレーザー登場!
鼻の中を焼きます!

なんか、指で触られてるぐらいの、ちくちくするかしないかぐらいで
奥の方から焼いていってるみたいでした。
その間、髪の毛を焼いたみたいな焦げ臭い臭いが充満します・・・。
自分の体が焼かれてるかと思うと・・いやいや、気にしない気にしない!

3分ぐらいでしょうか、両鼻が終わり、・・・以上で終了。

すごくあっけなかったです。
聞いてたような「終わった後鼻血が」みたいなことは全然なくて、
鼻水にうっすら血が混じってる程度。
臭いも味もちゃんとわかる。

それから3日くらい鼻がつまりますが、
花粉に比べたらたいしたことないレベルのもの。

周りの人に聞くと、もう花粉がきてるみたいですが、
まったくなにも感じません!

レーザーすげー!!!