城女はお城を建てました王たる男によい城を愛する男にふさわしいふたりが暮らすよい城を訪ね来るのは密かな通路門をくぐらぬ男のわけに長くも経たず頷いたお城は女のからだですからだを棄てるすべはないくにを建てておいで門に立てるだけのくにを建てておいで王には城を気負っただけの女のお城