おり姫と彦星の物語になぞらえ、恋の喜びも苦しみも語られることの多い、365分の1の今日。私はと言えばこのところ、胸ときめくのとは少し違う健康の悩みの方に気を取られること多い日々でした。今日になって心も落ち着き、周りをよく見渡してみると、降り落ちる数知れない願いを見かけました。
一番優しく、かなしく切ないのは、「願い破れた人へ贈る願いごと」でした。織姫だって、彦星に逢えない夜を何度過ごしたことでしょう。でも、晴れるなら叶う願いなのです。雨だろうと晴れだろうと願いが叶わなかった、今夜泣いている誰かの為に、願いごとを降らせてくれる人がいるのですね。
たて書きの国だから、なんとなく今夜のようなことを。今夜泣いている、雨のおり姫に。貴女の為に言の葉を、たて書きの願いを降らせてくれる人は、貴女が思うよりもずっとたくさんいる。いつか気づいてね。
