届いたので早速15年ぶりぐらいに読み返しました!
こちら↓↓
山田香保里さんの『ナチュラル』
読み返してみてのざっとなあらすじと感想は
あらすじ
彼女はコルセット治療の後に120度の側弯症で19才で手術。
固定目的での手術を2度行い、前方固定は成功
後方固定中に麻痺が出て手術はロッド3本の予定が1本で中止。
その後麻痺が残り半年間入院後、麻痺はほぼ回復し退院。
そして癒合後にばってい。
その後結婚し妊娠。
しかし肺や心臓にかかるデメリットから難行した出産までを書いた本…
でした。
かなり忘れてしまっていたので読みながらこみ上げてくるものがありました。
まずは私は行っていないコルセット治療についての患者の気持ちがどのようなものかが語られていて、読んでいて側弯症にコルセット治療や手術以外の治療の選択肢が無い事にちょっとした絶望感を感じました。
私はコルセット治療をしていませんが、姪が軽度の側弯症である事や
このブログに来て下さる方の中にコルセットをつけておられる方もいる為、やはり他人事ではありません。
思春期にコルセットをする事がつらかった気持ちやいじめ問題、だけれどそこから前向きで反骨精神のある芯の強い彼女に成長された事や支えになられたご主人に頭が下がる思いでした。
私は水着になるのが嫌で高校3年間、体育のプールの授業を受けていません。
彼女も嫌だったと書いてありましたが、彼女の場合、なにくそ!みたいな反骨精神でわざわざプールの監視員のバイトを選び水着を着ることを選択した箇所があり
香保里さんはほんと芯の強い女性だなぁと思わせられました。
そして手術。
彼女が19才時点で固定目的の手術でしたが、多少の矯正も期待されていたそうです。
しかし、3本予定していたロッドを1本しか入れられていなかったせいか、そして術後に麻痺が出た部分にフォーカスされているせいか
術後の度数は書かれていませんでした。
あんなに痛い手術を受けてもし度数が改善しないなんて私なら発狂してしまうかもしれない(;_;)
しかも両足の麻痺!
半年間のリハビリと入院!その後にばってい。
そして、産後の香保里さんは息切れがして走れないと書いてあったので心肺機能が改善されなかったのでしょうね…。
1999年の本ですが、彼女はブログなどされていないので詳しくは分かりませんが本に出てくるお子さんの後にあと2人出産されたとネット情報にありました。
側弯症の説明の部分はやはり今とは違う部分があるので、技術は今とずいぶん違うかと思います。
香保里さんが新しい技術に出会い、手術などされて心肺機能が少しでも改善されていたらいいな…と余計なお世話ながら思ってしまいました。
あと、オムツを変えている時についてのママの慌ただしさが語られていたのですが
私の場合で想像してみると
お布団や床に赤ちゃんを置いてオムツを変えるのは姿勢的に難しそう~と思いました。
めっちゃ猫背になりますよね?
もし私が赤ちゃんを授かったらオムツ交換台がいるかも?と思いました。
あと、抱っこ。
どの月齢であれ、下にいる子を抱っこするのは結構負担がありそう。
などなど
本の半分ぐらいは彼女とご主人、妊娠出産に当てられているので
側弯症の術後の長引く痛みなどには触れられてはいませんでした。
が、彼女自身で痛みに強いと書いておられたのでもしかしたら長引く痛みを感じにくく触れられていなかったのかも?
側弯症がどういう病気なのか、という本というよりも
障害者(どの時点で手帳を取得されたかは不明です)という自身の肩書きや枠にはまらず
いかに自分がその障害を受け止めるのか、問題を乗り越える時のご自身の心境などがかなりメッセージ性があり参考になりました。
第三者の私から見るとかなり強い女性です。
ご自身も自分を気が強いと表現されているのですが、もともとは引っ込み思案だったよう。
転機は16才頃だったのかな。
彼女の場合は16才という伸び盛りな年頃の出来事ですが
私にとっても人間は成長出来るよ、変われるよと後押しされるような本でした。
情報収集はネット情報が一番早いとは思いますが…
病気になってしまった時の気の持ちようなどについてはこちらの本はおすすめかもしれません
現在の香保里さんが知りたいなぁ、3人の子育てが事実だとしたら、ナチュラルのその後のお話を読みたいと思いました♪