さて、
年末の宿題、
あまり長びかせますと怒られそうですので、
解説します。


前回をさらっと復習しますと、

①旅行者がそれぞれ千円ずつ出し合って三千円の品物を買った。
②店主が五百円おまけした。
③店員が二百円ちょろまかして三百円だけお客に返した。
④三百円返ってきたので旅行者は九百円ずつ払ったことになる。
⑤九百かける三で二千七百円、店員がごまかした二百円を足して二千九百円。
⑥残りの百円はどこに?

ってことですよ。

以下、
要点を言い換えますよ。

①商品代金が3000円。
②3000円のものを2500円で売ることにした。
③お客が貰うべきつり銭500円のうち300円だけ返して200円を店員がちょろまかした。
④よってお客の負担は一人あたり900円となった。
⑤3人分で2700円、店員が密かにもうけた200円を足して2900円。
⑥3000円から2900円をひくと100円足りない。何でだ?

はいはいよく考えましょ。

③で「お客が貰うべきつり銭200円」を、
店員がちょろまかしたんです。

本来2500円でいいところを、
2700円払った訳ですよwww

この差200円はお客の負担。

気付いたでしょうか?
つまり200円は2700円に含まれる金額です。

そうすると⑤で200円を足すのはいただけないですね。
二回足したことになります。
あえて計算するならば引かねばなりません。

商品代金は2500円。
つり銭は300円
店員がちょろまかしたのは200円。

お客が払ったのは3000円。

どうでしょう?
100円はどこにも行ってませんよwww



おかわりでしょうか?
いや、
おわかりでしょうか?




わかってしまえば何のことは無い話。

たまには左脳を鍛えるのもよろしいかと。



今宵はこの辺で。






皆様、
本年もよろしく♪






森山田