タイトルとは関係あるんですが、

それとは裏腹に、

セパタクローや、

カバディほどではなくとも、

世間的に全く関心の薄い競技の、

いや、

限りなくマイナーなスポーツに係わっていた時の昔話をいたしますので、

今、
眠い方、

および

これから、
一杯ひっかけに行かれる方は、

読まない方が良いです。


いつもに増して、

「だからどうした」、

的なことうけあいな話が以下続きます。






実は私、

剣道とソロバン、

合わせて、




13級。




ええ、

合わせる必要性すら感じませんが、
たいしたことございません。

長続きしない半端者です。



そんな飽きっぽい私でも、

大学生の一時期、

バイトより夢中になったモノがあります。



それが、

「弓道」。


微力ですが、
参段まで取りました。



今となっては夢のような日々で、

何一つ、

苦い記憶はありません。


非常によい環境があり、

私を叱ってくれる、
頼りになる先輩と、

私を迎えてくれた、
寛容な仲間と、

私を今でも、
慕ってくれる後輩と、

私を導いてくれた、
贅沢すぎる師匠の方々。(←言い方が変ですね。)

そして少々の小遣いと、
バイタリティがありました。


今はもう、

大学も、
道場も、
無くなり、

仲間もそこにはいません。

残念ながら、
亡くなった師匠もいます。


そんなモラトリアムの頃の色々な記憶をつなぐ物が、
手元に残ってます。

弓です。
イメージ 1
平和主義者です。
イメージ 2
籐もちゃんと巻いてあります。
イメージ 3
もとの塗装をそっくり剥いで、
上から下まで、
塗装してあります。

幾度となく違う模様で塗装しましたが、
最終的に気に入ったのがこの模様です。

当時、
和柄が好きで、

よく聴いていた、
布袋寅泰に影響され、

道場の横でラッカー振ってました(笑)。

思い出せば、
わざわざ、
このアホらしい作品を見に来た隣の大学の方もいたな。


もともとは、
タカハシ弓具」という
熊本の弓具屋で作製された「肥後蘇山」という弓です。
弓力は19.5kg。
「一箭有心」の弓巻きも一緒に付いてきました。

私には「直心」や「翔」といった、(←誰もわからないか。)
優等生的な弓は、
文字通り、
「反り」が合わなかったようで、

当時、
実家がたまたま店の近くにあったので、
直接買いに行きました。


かなりクセがあり、
じゃじゃ馬のような弓でしたが、
それだけに、
きっちり引くと、
レスポンスは最高で、
的中にはっきり出ます。

ただし、

メンタルとフィジカル、
どちらかひとつでも油断すると、
痛い目にあいます。

本当にケガします(笑)。





もう使うことはないと思うけれど、

手放すことはないだろうな。


いろんな事を忘れないためにも、

ノスタルジアの具現としても。









森山田