しばらく備忘録がわりに、
このネタ。


1/144スケール ガンダム


今でも店頭に並ぶガンプラの中でも、
マスターピースでありながら、
謎も多いキットモデル。


そして、

ベストセラー、

にもかかわらず、
プレミアの付くものが有る。

それが、

国内初版(長谷川政幸氏による箱絵。ほぼ現行と同じ。)
・旧バンダイマーク
・ベストメカコレクションNo.4
・組立図と塗装図が別刷り
・ビームサーベル2本附属

と、

韓国版(国内版とは違い橙色の背景にガンダム)
・旧バンダイマーク
・ベストメカコレクションNo.04
・組立図と塗装図は一枚刷り
・ビームサーベル2本附属


各々の要素がそろってるとナイス。

ビームサーベルは4本附属もあるが、
国内版ではレア度に雲泥の差。
韓国版では国内版ほどではないにしてもレア度に差がある。

その他にも、タイ版があるが、
レア度についてはほとんど語られること無し。



そもそも、
実在しないものにもかかわらずスケールモデルとして、
ガンプラが国内発売されたのが1980/7。

同時発売は同じく1/144のザクのみ。

よく知られているガンプラブームのはじまりは、
年明けの1981/1頃から。

フル稼働での生産は、
大変だったんでしょうな。

組立図と塗装図が一枚になったのは、
効率化のたまもの。

ビームサーベル増量は、
多すぎる部品請求に応えたもの。

製造しても製造しても需要に追いつかず、
韓国でも生産。

当時ライセンス無しのパチモンとして、
韓国で生産されていたガンプラの金型が、
流用されたものが、

(おそらく)韓国版。

1981/5
「PRINTED IN JAPAN, MADE IN KOREA」の記載。





だがな、

上記のものはまだ甘い。




時々見かけるもん。







でな、
国内にいくつあるんだろ、
これ。
イメージ 1


マーヴェラス。

すっかり消された日本語表記。
明らかに間違った配色の毒々しい赤と黄色のランナー。
片腹痛いデカール。

ハングルで組立図も付いてるよ。

クオリティの●さに感心。


ここまで来ると、
プレミアどうのって次元でもなくなってくるよね。



パチモン生産の「証拠品」ってとこか。










森山田