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18世紀の歌で、
アメリカと共に生きてきた言わずと知れた賛美歌ですが、
このところよく耳にしますね。
作曲者は不詳ですが、
作詞者はイギリス生まれのJohn Newtonという人だそうです。
黒人奴隷貿易にも関わっていた事のある人ですが、
のちの奴隷解放にも影響のあった人でもあります。

ゴスペルアレンジの印象が強い曲ですが、
どう歌ったって、誰が歌ったって、
曲の素晴らしさはゆるぎません。
思いつくところで、
アレサ・フランクリン、
ナナ・ムスクーリ、
白鳥恵美子、etc、
いずれもやっぱり素晴らしい。
最近なら本田美奈子や中島美嘉も歌ってる
http://www.suntory.co.jp/enjoy/cm/log/wi11.html)ようですな(写真まずいかな)。
うちのパパ親も鼻歌フーン♪と歌ってました。

長くなりますが、6番まであるようです。

Amazing grace! (how sweet the sound)
That sav'd a wretch like me!
I once was lost, but now am found,
Was blind, but now I see.

'Twas grace that taught my heart to fear,
And grace my fears reliev'd;
How precious did that grace appear,
The hour I first believ'd!

Tho' many dangers, toils and snares,
I have already come;
'Tis grace has bro't me safe and thus far,
And grace will lead me home.

The lord has promis'd good to me,
His word my hope secures;
He will my shield and portion be,
As long as life endures

Yes, when this flesh and heart shall fail,
And mortal life shall cease;
I shall possess, within the veil,
A life of joy and peace.

The earth shall soon dissolve like snow,
The sun forbear to shin;
But God, who call'd me here below,
Will be forever mine.


大いなる慈恵!(なんと心地よい響きか)
私のような者にも救いの手を差し伸べてくれた!
かつては道に迷っていたが、今は見つけることができた、
かつては盲目であったが、今は眼を与えられた。

私の心の畏れを教えてくれたのは大いなる慈恵、
私の畏れから救ってくれたのも大いなる慈恵、
私が初めて信じたその時、
私にはその素晴らしき慈恵がもたらされた。

今まで幾度もの危険、艱難や誘惑を、
私は通ってきた、
大いなる慈恵は私をそれらから守り、
大いなる慈恵は私を帰るべき所へ返す。

主は私の加護を約束し、
主の言葉は私の信仰を固いものにさせる、
主は私の盾となり、共に生きる、
私の命の尽きるまで。

そして、いずれこの肉体と心は消え失せ、
死すべき運命の終わりが来ても、
私は喜びと平和の命の中で、
主と共にあり続ける。

世界はやがて雪のように消え、
天も輝きを失っていくだろう、
でも私をこの世から呼び給う神は、
とわに私のもの。

私たちは明るく輝き続ける天のように、
とこしえに生かされてゆく、
私たちは神への賛美を歌わない日は無い、
初めて信仰を誓った時から。

(訳:ポール森山田)

見事な韻がしっかりふまれているので、
日本語訳すると文法的にちょっと面倒な点がありますよね。
いろんな人がいろんな訳をしてると思いますが、
上記の如しです。

信仰と同じで人それぞれ。こんな感じでいいじゃあん。