言わずと知れたチャン・ツィイーの出世作「初恋の来た道」です。
「SAYURI」が公開されるのを機に、
棚から引っ張り出して観ていました。
よって今更、三文映画論評です。
話は地味でダサくてベタなのですが、
非常に美しい映画で、深い感動があります。
いろんな感想や批評がされていますが、
森山田的には(☆☆☆☆☆)です。
邦題のタイトルが「初恋の来た道」なので、
どうしてもラブストーリー的なものを期待してしまいがちですが、
チュー(古典的表現)のひとつも出てきません。
原題の「我的父親母親(私の父親と母親:そのままじゃん!)」で考えると、
内容も「嗚呼納得」、しっくりきます。
中国(河北省あたり?)のとある小さな村の、
私(ユーシュン:ストーリーテラー)の父親(チャンユー)と母親(ディ)の、
中国の文化革命時代(1960年代)を舞台にした恋物語を中心にした話で、
現在の話をモノクロ、回想話をカラーでつづっています。
個人的にはチャンユーがディに、
「君!」って、
初めて声をかけるシーンが大好きです。
自分の可愛さをある程度承知した上でのディの笑みは、
奥に何か計算されたようでありまた、幼くもある、
そういった何とも言えない表情がたまりません。(是亜洲的美人!)
監督チャン・イーモウはツィイーのこと大好きなんでしょうね、
とにかくそんなツィイーが可愛く撮られています。
映画のカラー部分全体がツィイーのプロモみたいな感じてす。
好きなシーンは多いのですが、
唯一、
毛沢東の写真とタイタニックのポスターは、時代を語るにしてはベタすぎていただけないかな。
そう思うのは私だけ?
「SAYURI」が公開されるのを機に、
棚から引っ張り出して観ていました。
よって今更、三文映画論評です。
話は地味でダサくてベタなのですが、
非常に美しい映画で、深い感動があります。
いろんな感想や批評がされていますが、
森山田的には(☆☆☆☆☆)です。
邦題のタイトルが「初恋の来た道」なので、
どうしてもラブストーリー的なものを期待してしまいがちですが、
チュー(古典的表現)のひとつも出てきません。
原題の「我的父親母親(私の父親と母親:そのままじゃん!)」で考えると、
内容も「嗚呼納得」、しっくりきます。
中国(河北省あたり?)のとある小さな村の、
私(ユーシュン:ストーリーテラー)の父親(チャンユー)と母親(ディ)の、
中国の文化革命時代(1960年代)を舞台にした恋物語を中心にした話で、
現在の話をモノクロ、回想話をカラーでつづっています。
個人的にはチャンユーがディに、
「君!」って、
初めて声をかけるシーンが大好きです。
自分の可愛さをある程度承知した上でのディの笑みは、
奥に何か計算されたようでありまた、幼くもある、
そういった何とも言えない表情がたまりません。(是亜洲的美人!)
監督チャン・イーモウはツィイーのこと大好きなんでしょうね、
とにかくそんなツィイーが可愛く撮られています。
映画のカラー部分全体がツィイーのプロモみたいな感じてす。
好きなシーンは多いのですが、
唯一、
毛沢東の写真とタイタニックのポスターは、時代を語るにしてはベタすぎていただけないかな。
そう思うのは私だけ?