私自身、荷物保管場所としてレンタルルームを借りることにしたこと、また引っ越し屋にお願いすることにしたことで、運び出せる荷物の幅が広がった。

元々の自分の荷物は勿論だが、結婚にあたって共同出資で買った家電や家具なども、多少は持ち出したかった。

相手とメールでやり取りできていたので、私が持ち出したい希望の品を伝えた。
了承が取れた為、引っ越し屋に運んでもらった。

残りの共同出資の品に関しては、相手に処分を任せる旨を伝えた。
これは後になって、私が唯一後悔した点だ。

私が持ち出せた荷物は、総額の10分の1ほど。
残りの10分の9は向こうの所有物になった。
保管場所の物理的問題から、大型家電の持ち出しはそもそも無理であったので仕方なかった。

しかし、共同出資の品の清算は後でもできる。
「相手に処分を任せる」と公言していなければ、10分の4をお金で返金請求ができていたかもしれない。
これから交渉をする人がいるのであれば、残してきた共同出資の荷物に関しては明言は避ける、できるならば「最終的に清算をする」と明言し証拠を残しておくことを強くお勧めする。