まずは、自分の住んでいる地域のDV電話相談を利用した。
「地域、DV、電話相談」などの検索ワードで調べられる。

この時は、起こった出来事を客観的に誰かに聞いてほしいという一心だった。
匿名で話を聞いてくれた。
そして、それは立派なDVであり、DV加害者は残念ながら治らないときっぱり言われた。
しかし私の場合はまだ、病院にかかるような怪我などをさせられていた訳ではなかったので、相談員の方が「逃げる」や「離婚」という選択肢を示してくれてもピンと来ていなかった。

ただ、また同じような事が起こった時に、スムーズに対応してもらえるように、近くの警察に相談しておくといいですよ、とアドバイスを受けた。

確かに次は怪我をするかもしれないし、本人がいる前で110番なんかできるだろうか、できたとしてもオートロックで出させてもらえず警察が入れなかったらどうしよう、警察を呼んだ後はどうなるのか…など、色々と疑問が湧いてきたので、ひとまず最寄りの警察署の生活安全課へ相談に行くことにした。