HACCI 1912

先日『おネエMANS』をみていたら、IKKOさんがハチミツパックをオススメしていました。
『そういえば年始にHACCIを買ったっけねぇ』と思い出し、ひっぱりだしてみた。
ちなみに私が買ったのはヒアルロン酸配合のタイプです。
購入当初はハンドクリームに混ぜて使用していたのだけれども、暖かくなるにつれべたつきを感じるようになり、しばらく放置していたのであります。
IKKOさんはダイレクトに肌の上にハチミツを塗りたくっていたけど、お店のお姉様に『かぶれる可能性があるから、様子をみながら使ってください』と言われたため、今回は以下の方法を試してみました。
①『造顔マッサージ』の際、マッサージクリームに混ぜてみる。
⇒クリームがゆるくなってしまい、マッサージ使用には不向きと感じる。
②洗顔フォームに混ぜてみる。
⇒泡がきめ細かくなり、ヘタりにくくなった。
洗顔後すぐに化粧水を使わなくてもしっとりが持続。
ただし、ずーーっと鼻のあたまがかゆいです。
ハチミツのせいかしら?
③ヘアトリートメントに混ぜてみる。
⇒洗い流した後のサラサラ感に感激。
さらに乾かした後はしっとり落ち着いた感じになり、私にはこの使い方が1番しっくりきました。
スーパーで売っているようなハチミツでも効果を十分に得られるということなので、『HACCI』をリピートするかは疑問ではありますが、パッケージがかわいいからまた購入しちゃいそうだなぁ~(>_<)
Tesoro

オノナツメさんの描く世界が大好きです。
静かで、暖かくて、優しさでみたされている。
このブログタイトル『not simple』も、オノさんの漫画タイトルから拝借いたしました。(かの名作とは全く趣の異なる、ぐずぐずブログになっておりますが…)
『not simple』は、こんなに重くて、せつなくて、哀しくて苦しい物語があるのだろうかと、読後数日間呆然となった記憶があるのですが、それでもやはり静かで暖かな空気の流れる、一篇の映画のような物語でした。
『Tesoro』は、そんなオノナツメさんの短編集です。
Tesoro(テゾーロ)とはイタリア語で『宝物』や『大切な人』を意味する言葉だそうで、この短編集はなんでもない日常の中での、大切な人(親子だったり夫婦だったり)とのやりとりが、たんたんと描かれています。
特別ドラマチックなできごとが起こるわけでもないのですが、じわじわと胸に染みるような。
素敵な物語の数々です。
私は『オモテウラ』、『お弁当にまつわる3つの短編』、とりわけ『もやし夫婦』が好きです。
こんな夫婦になれたらいいな。
梅雨は憂鬱ですが、しとしとと雨の降る中、お部屋でゆっくりとオノナツメ作品を読む時間は、私にとっての宝物のひとつかもしれません。

