僕は酒を飲んでいる。煙草を吸っている。ジョニーウォーカーと炭酸水。相方は部屋にこもっている。
相方とは同居人のことだ。異性でもないし、ホモセクシャルでもない。こもって何をしているかというと仕事である。デザイン関連の仕事をする相方は、頭を捻り、無いものを産みだしている。産みだしていると言えば、友人の姉が出産したらしい。会ったこともあったようななかったような特に知らない人なので何とも思わない。ただただ、おめでとう。
人は産まれ死んでいく。僕も人のはしくれなのでいつかは死ぬのだろう。予期せず死ぬか、宣告されて死ぬのか、感じ取って死んでいくのかそれは分からない。だから今日を精一杯生きよう。
そんなことを思いながらも酒を飲む。美味くもないのに酒を飲むのはなぜだろう。相方は酒をたくさん飲む。ラムを海賊のように飲む。
昨日、僕はカルーアを飲んだ。カルーアミルクの甘い牙に噛み殺されたかったのだ。しかしながら冷蔵庫には牛乳は無かった。相方の牛乳消費量は我が家一である。誰かが豊かさを享受すると、他の誰かにしわ寄せが来る。その誰かが今日は僕だった。最近良いことがない。いや、違う。最近は悪いことが重なる。
ど う で も い い か 。
どうでもいいと言えば、友人の姉の子供が産ま…、
友人として、人として、
ただただ、おめでとう。