第一次世界大戦の真っ只中の1914年12月24日。
ドイツ軍から聴こえてきた『きよしこの夜』がきっかけで、一時的に停戦。
塹壕の中間地点で互いに酒を飲み交わし、記念撮影や互いの家族の話をしたり、サッカーをしたり。
これがきっかけで戦争が終われば、クリスマス最高の美談だが、
皮肉な事にこれがキッカケで、互いの上層部からの圧力が強くなり、その後戦闘は激化。
昨日まで殺しあってた奴らと仲良くなったのに、また殺し合わなければいけない矛盾。
いつの時代も戦争をしたがってるのは、金に目がくらんだ権力者、犠牲になるのは一般人。
残念ながら日本の歴史上100年以上戦争や内乱が起きなかったという事はない事実。
今日明日をを共に過ごす大切な人を守る為にも、日本人はもっと政治や世界情勢に目を向けるべき。
目の前の事こなす事に手一杯になったり、楽しけりゃそれでいいなんて考えじゃ守りたいもの守れないくらい世界は荒れてる。
それでもクリスマス休戦のきっかけが音楽ってのはやっぱ凄い。
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