「3月のライオン」という漫画をたまに読む。
そう、ちょっと前に映画にもなった漫画です。
好きなのかと聞かれるとよくわからない。
読むととても息苦しくなるから、だから“よく読む”じゃなくて“たまに読む”(単行本持ってるからw)。
ホントにね、あの「ハチミツとクローバー」という、“The 少女漫画!”感満載の漫画と同じ作者とは思えない内容です。

プロ棋士を諦めるという息子を説得するよう勧める周りに対し 
「他人が説得しなきゃ続かないようならダメなんだ。
 自分で自分を説得しながら進んでいける人間でなければダメなんだ。 
 プロになるのがゴールなんじゃない。 
 なってからの方が気が遠くなるほど長いんだ。
 進めば進むほど道は険しく周りに人はいなくなる。
 自分で自分をメンテナンスできる人間しか、どのみち先へは進めなくなるんだよ。」 

とか、 
勝った相手に逆ギレする敗者に 

「ふざけるなよ! 
 弱いのが悪いんじゃんか! 
 弱いから負けるんだよっっ! 
 勉強しろよ!してねーのわかんだよ!
 解ってるけどできねーとか言うんならやめろよ!! 
 来んな!! 

 こっちは全部賭けてんだよ!
 他には何も持てねーくらい将棋ばっかりだよ!
 酒呑んで逃げてんじゃねーよ! 
 弱いヤツには用はねーんだよっっっ! 
 逃げるなら…逃げれるくらいならなんで…」 

こういうセリフが各所に出てきて、ホントに胸をえぐってくる。 

事務所に入ったらプロになった気になって、好きな事だけしてりゃ先に進めると思ってる連中に読ませたい。
適当な言い訳して去っていく連中に、是非読んでもらいたい。 

さて、今日も酷暑ですな。
事務所までの道のりが億劫で、自宅で仕事しとります。 
早く新会社をスタートさせるために戦ってます。
「7月のライオン」でしょうか?