M家の実家には、犬と猫がいる。
犬はマリリン。愛称マリ。

ミニチュアシュナウザー。この子がまたずいぶんと賢い。
無駄吠え一切なし、話を聞く、トイレは散歩まで踏ん張る。
言葉がある程度分かるようで、人の名前(例えば母ちゃん、兄ちゃんなど)を理解している。
この子は、俺が一人暮らしを始め、実家を出たのと同時に来たという
俺の変わりみたいなコ。
まぁ一番なついてるのは母親。
エサ、散歩をしてくれる人間に忠誠を誓うと犬はいう。
犬が言ったわけではないでしょうけどね。

そんなマリとのエピソードは、何年か前
一人暮らしをやめ、実家に戻って生活をしていた。
寝る時も、TVみてる時も、ゲームしてる時も
仕事で出かけてる時以外は、ほとんど一緒に生活し
布団も入ってきて、枕を取り合うくらい一緒にいた。
そして、2年ほど実家で暮らし、また一人暮らしを始めるときがきた。
家を出る時も、マリはいつもの様に玄関の階段まで見送りに来て
いつものように、見送って、いつものように立っていた。
ただいつもと違ったのは、俺が帰ってこないこと。
あとで聞いた話、マリはいつもの仕事から帰る時間になると
階段まで降りていき、ジッと座って待っていたらしい。
何日も。
しばらくして、待つのをやめた。
その日から、目に見えるように元気が無くなり、
自分の前足や爪を、血が出るくらい噛んでしまうようになったと。
不安になった母親は、病院へつれていったら
一過性のストレスによるものだと。
いつも当たり前にあった光景や
当たり前の日常が変わると
寂しくなるのは、人間だけではないと。
言葉がわからない分、動物の方が残酷なのかもしれない。
理解できる子はいるのだろうか?
ある程度賢い子なら、逆にステラレタと勘違いしてしまわないだろうか。
そんなこんなで、マリは今年で11歳。
歯もボロボロになって、犬特有の犬の加齢臭もするようになって
悪性ではないものの、腫瘍ができてしまったりと
イイトシになってきた。
もちろん人間と同じスピードでは生きれない。
わかっていることだけれども、別れは辛い。
でも今は元気。それだけでいい。
犬が思うかわからないけど、生きててよかったと。
ここの家にきて良かったと。
そう思ってくれたら、それでいい。
そんな私が、今夜ご紹介する映画は
「犬と私の10の約束」
しんみりした流れを、強引に引っ張りましたが
これ見て犬を大事に、大切に出来ないなら
一生動物に関わることはないほうがいい。
予告編とかで泣いてしまってたのは一部にはバレている。
これから犬を飼おうかとか、どうやっていこうかとか思ってたら
これ見るべし。まぁ映画は映画なので、演技がどうとか
俳優陣がどうとかはほっといたとして、内容。
当たり前のことなんだけれども、出来てない。
出来てないけどそれでよくなってしまっていること。
そういうこと、もう一回見直して、ちゃんと
最期まで、一緒にいてあげませうm(_ _)m

