記事2つ分でいけそうですw
ルシフェルのつぶやき6
「アザゼルの世界には驚かされたが……タワーも残り半分だ。
次の世界じゃ、親友のアルマロスが待ってるぞ。
えっ? 違うのか?
少なくとも、あいつはお前のことをそう思っているよ。
ま、どちらにせよ、お前の役割は変わらない。
それで情けをかけられても困るしな……。
あいつを捕えて、魂の牢獄に放り込むんだ。
エルダーの洪水計画を阻止するためにな」
老獪なアザゼルは高度な機械文明の世界を造り上げ、イーノックを待ち構えていた。
アザゼルが仕掛けた罠に翻弄されながらも、イーノックは脱出を果たし、次の階層を目指した。
ルシフェルのつぶやき7
「まったくイーノックも困ったヤツだ……。
小娘一人助けるために、冥界に飛び込んでいくとはな。
それがあいつのいいところでもあるが……さて、どうしたものか。
……あいつを使うか。
あいつなら、喜んでイーノックを助けに冥界へ行ってくれるだろう」
イーノックは、かつて自ら地上界の素晴らしさを聞かせヒトに憧れを抱くようになっていたアルマロスと激しい戦いを繰り広げた。
その最中、冥界から現れた何者かがナンナを誘拐してしまい、イーノックはアルマロスを残して後を追った。
その献身的な行動に、アルマロスはただ圧倒され、悲嘆に暮れるのだった。
ルシフェルのつぶやき8
「やれやれ……闇の力は侮れないな。
アルマロスのおかげで、最悪の状況は回避できたとはいえ……、闇の力に取り込まれていたイーノックの体の回復には、長い時が必要かもな。
その間、あいつの心の迷いも晴れるといいがな」
イーノックは、冥界まで後を追って来たアルマロスの力を借り、その犠牲の上にナンナと共に救出された。
しかし、イーノックは既に闇の力に取り込まれ、その体内に多くのケガレを溜め込んでいた。
ルシフェルのつぶやき9
「やっと戻ってきたな、イーノック。
迷いもすっかり振り切ったようだな。
次はアラキエルが支配する世界だ。
あいつも全力で邪魔してくるだろう。
気にするな。お前ならやれるよ」
溜め込んだケガレを取り除くため、イーノックは肉体を地上界に残したまま天界に戻った。
イーノックは、これまでの戦いを振り返り、己の使命に疑問を抱くようになっていたが、天使たちの声を聞き、天界から人々を見て、時間をかけて疑問を解き、再び地上界へ戻った。
そして休む間もなく、エゼキエルと戦うイシュタールの元へと急ぐのだった。
ルシフェルのつぶやき10
「エゼキエルを浄化したようだな。
最後はいよいよリーダーのセムヤザだ。
あいつを捕えて、
この背徳の塔を止めろ。
これで人類は偽りの進化から解放される。
洪水計画も中止になる。
イーノック。
全てはお前の力にかかっているんだ」
イーノックは、アラキエルの階層でイシュタールと合流し、エゼキエルを浄化した。
アラキエル自身は死んで祭壇に祀られており、
イーノックは、いよいよ最後の階層である、セムヤザの支配する世界へ向かった。