彼の名前はのたぶた(仮称)

10年ほど前は「のったん」というニックネームで一世を風靡していた天才ブロガー(自称)

のたぶたとは not Artist but Architect つまり 「建築家であり芸術家ではない」の標榜。

そのころは「芸術として建物を建てるのは顧客に失礼。建築家は実直に建築に向かうべし」

なーんて思っていたけど、50歳を目前にして今は態度が変わった。

 

まず、はっきりしておきたいのは私は建築家ではなく、建築士という立場である。

建築士と建築家との違いは後に書くことになるが、私は建築士。

建築家と建築士とは全く立場もスタンスも違うというのが私の意見。

まぁ、一般の方からすれば全くどうでもいい違いかもしれないが、

私にとって建築家と建築士とは全く別の職種なのである。

 

あれ?彼・・がいつの間にか 私 になっている!

 

そう。何を隠そう「彼」とは「私」。

 

建築士と言いながら建築のことを全く書かずにくだらないことを気まぐれに書き連ね

「めんどうくさい」という理由で10年近くブログを休眠していたあの「のったん」は私のことなんだ。

まぁここに書いているんだからそれは当たり前なことではあるけれど。

 

そんなこんなで、今回の自邸の建築については大いに悩むことになるのである。

 

自邸を「自分」で設計をするか、「建築家」にお願いするのか・・・

 

悩みに悩んだ挙げ句、住宅を得意とする建築士が

自邸の建築を「建築家」に依頼するという前代未聞の事態に突入するのである。

 

(次回に続く)