建築のプロを自認するある工務店社長のお話
今まで100棟を超える新築住宅に関わってきた工務店社長(一級建築士)が
いよいよ自邸を建てるということになったのだが
といっても彼には自宅があり、今度建てるのはいわゆるセカンドハウス。
セカンドハウス持ちだなんてなんだか裕福な響きではないか。
これから「セカンドハウス持ち社長」の肩書も増えるのは喜ばしい。
とにかく、彼には初めての自邸の建築となるのである。
彼について紹介してみよう。
彼=建築のプロ=創業60年、今までに4000棟を超える住宅の新築に携わってきた
奈良県の某老舗工務店の4代目社長であり、一級建築士である。
建築の世界では花形ともいえる一級建築士の免状を得たのは若干24歳の頃
当時は史上最年少の一級建築士(私の近辺では)として脚光を浴びたのは古い栄光である。
彼の興味対象はもっぱら住宅。
ゼネコンから工務店にシフトをし今では木造住宅・鉄骨造住宅の新築を年間30棟あまり手掛けている。
そんな彼も今は家族4人でマンションぐらし。
子どもたちが大きくなるにつれ「少々狭いな」とおもいつつも、駅前1分という抜群の利便性から
特に不満もなく住まいを満喫している。
(次回につづく)