とうとうというか、予想通りというか
名実とも民主党政権が選挙で選ばれましたね。
しかしこの大差は予想外でした。
私は永年自民党を支持してきましたが
今回は変わった方がいいと思っていました。
自民もここはじっと耐えましょう。
必ず復活する日が来ると思います。
・・・で、民主党に期待をします。
姉歯事件=建築基準法改正
漢字検定=公益法人法改革
個人の問題=制度改革という最近の自民(官僚?)の考え方は
とうてい納得いくものではなく、きわめて短絡的だと
個人的には思うのですね。
もっと広く深く物事を見なきゃ。
改善が改悪にならないように。
さて、民主のマニフェスト。
その中で住宅に関するものを拾い上げてみました。
★住宅ローン減税
自民党が約束した全体の控除額引き上げではなく
バリアフリー化や省エネなど重点項目に対し
負担を低減する。
★投資減税
住宅ローンを使わない自己資金による住宅購入
の場合も住宅ローン減税に匹敵する住宅投資減税の設立。
★下水道法改正
下水道敷設地域でも一定の水準を満たした合併式浄化槽
を設置した住居での接続義務の免除
★建築基準法・都市計画法の見直し
住宅建設に係る資格・許認可の整理・簡素化、
関連組織の整理・縮小。
情報公開と市民参加を徹底した地域主権型のまちづくりのシステム構築。
★都市緑化法(仮称)の設置
省エネルギーのための屋上緑化と美しい都市景観をつくる
「都市緑化法(仮称)」の検討を進める。
★中小建設業への支援
高齢化・担い手不足に対応するための技能承継等に係る支援、
専門学校と地域建設業が連携した人材育成策の強化、
各種の貸付制度や保証制度を活用した公的融資支援。
★国産材を使った木造住宅の振興
伝統工法を継承する技術者、健全な地場の建設・建築産業を育成
施工者の技能が客観的に分かる仕組みづくり
集約化施業によって山村を活性化し、
近くの山で採れた木で家づくりができるようにする。
うーん。いまいち画期的な案がないのですが
短絡的にメスを入れてどうしようもなくなるのは
最低なので、これでよいのかも知れませんね。
個人的には法令の抜本的改正が気になるのですが
確認申請システムのてこ入れ、省エネルギーの見える化
他にびっくりするようなことがあるのでしょうか。
血迷う日本を落ち着かせて欲しい。
期待を込めて民主党の指揮ぶりを
見守りたいと思います。