楽しそうに仕事をするように心掛けているからか




どうも、ワタシの仕事には緊張感が欠けているようで・・




「のたぶたって趣味で仕事やってるんでしょ?いいなぁ」




そんなことを言われてみたりするんですが。。




そうです。趣味です。(きっぱり)




いや、趣味でした。。





野球大好き少年がプロ野球の世界に憧れるのと同じく




建築が大好きで建築の世界で仕事をしている私たちは




本当に幸せな人種だと思うのです。




世の中の何割が、自分のやりたい仕事をできるのでしょうか。




おそらく10人に一人、いやもっと少ないでしょう。




生活できる最低限の収入さえあれば、図面と毎日戯れる設計事務所での




仕事がとても楽しくて、手取り16万円という安月給でも




サービス残業なんて関係無しに働いたことがありました。




男25歳。一級建築士。外見特筆すべき点無し。




もう少し給料のいい仕事も探せばあったでしょうけど




その仕事内容が好きで、辛いとも思いませんでした。




訳あってサラリーマンを辞して設計事務所で独立するも




ひょんなことから今は工務店の取締役なのですが。。




設計にかかわらず施工でも、建築が楽しくて仕方がありません。




そして今は、会社経営の奥深さをやっと理解しつつあります。




しかし、挫折しそうな時もありました。




概ね、好きな仕事が嫌いになる瞬間というのは




趣味が仕事になり、義務になる瞬間だと思います。




仕事が増えたら、当然一つにかける時間が少なくなり




締切を睨んで、こなしていく瞬間が必ずあります。




もちろん妥協はしないと思いますが




もっとしっかりと取り組めば良かったと後悔する作品を




つくってしまうのもこの時期です。




ワタシは仕事をさばけず




外注に振って数をこなしたせいで




そのころの作品は、申し訳ない。後悔する部分が多いです。




理解した今は、そこはしっかりとマネジメントします。




その後順調に仕事をこなしてきたつもりですが




あっと言う落とし穴がそこにはありました。




そして今、その落とし穴からナカナカ抜け出せずにいます。。




今度ばかりは笑顔だけで乗り越えられないかも知れませんが




その落とし穴から抜け出すためにがんばって心に栄養を与え続けることにします。




がんばれ。のたぶた。チャンスだ!




その落とし穴というのは・・・