昨日、友人に誘ってもらい
ひさしぶりに建築家講演会を聴いた。
槇文彦 近作を語る
建築のグローバリゼーションの中で考えたこと
槇先生はカナダからの帰りだったにもかかわらず
疲れを見せず堂々と威厳の漂うお姿だった。
スライドショーで写真を見せながら
自分の辿ってきた建築の道を順に説明された。
そして槇先生のその作品も凛々しく、
エッジの効いたシャープな造形美を感じた。
ワタシは先生のお話に神経を集中し
画像を舐めるように脳に焼き付けながら
そして・・・眠った(笑)
いや。まじ眠かったんです。
先生のせいじゃなくて日頃の不摂生というか
また、先生は外国帰りだけあってか
英単語がたくさんちりばめられたプレゼンで
実際。。よくわかりませんでした(笑)
・・・ということで先生の話は本当に憶えていないのだが
その日配られたレジュメに書いてある先生の言葉
人々を感動させ、共感を与える建築の価値は
次の2点に要約される。
1.建築の姿が与える衝撃性
2.空間体験の深度
Not Artist なワタシには素直に受け入れがたい部分もあるが
建築家たるもの、姿の衝撃性を無視しては良いものができないであろう
また、空間体験とは見事な言い方だと思う。
快適さが・・・
バリアフリーが・・・・
見えないように納めるには・・・
こういうミクロな視点でしか見ていないワタシにとって
建築家としてもう一歩踏み出す大きなヒントに
なるのでしょうね。